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【浦和】リンセンが一部練習合流、しかしリカルド監督「慎重に行かなければいけない」。湘南戦へ「非常にハードワークし、よく走る」と気を引き締める!

浦和のリンセン。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

C大阪戦の4-4-2は「少しサプライズ的に」変化を加えたと明かす。

[J1 30節] 湘南 – 浦和/2022年9月17日19:00/レモンガススタジアム平塚

 J1リーグ浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督が9月16日、オンラインによる取材に応じて、翌日の湘南ベルマーレ戦に向けて抱負を語った。

 14日のセレッソ大阪戦(●0-1)はシステムを4-4-2に変えてスタートさせたものの、連動性が落ちてしまい、その間に失点を喫した。指揮官は「少しサプライズ的な要素」で布陣に変化を加えたと明かした。

「セレッソ大阪はしっかりと分析してくるチームですので、少しサプライズ的な要素で変えて臨みました。先発は同じ選手で、別のバリエーションを使いました。しかしビルドアップが少しやりにくかったので、途中で戻しました」

「スペースを消すディフェンスをしてくるので、相手の守備が機能したとも言えます。また、選手によっては状態があまり良くなかったのかもしれません。ポジショナルプレーを考え、これでできると思ってピッチに送り込みましたが、もしかしたら最適ではなかったかもしれません。少しやりにくそうだったので元に戻しました」

 そのように指揮官は上手く機能しなかったいくつかの理由を挙げた。

 また、リハビリ中のブライアン・リンセンが練習に一部合流。完全合流と試合での起用には慎重を期すが、シーズン終盤の“秘密兵器”になり得そうだ。

「よくなってきています。練習に部分合流し、狭いスペースのメニューには参加し、強度も高めています。ただ筋肉系の大きなケガをしたので、慎重にいかなければ部分もあります。今度はより長い距離を走ったり、大きなゲームでプレーしたりするのを見て判断していきます。経過を見守りながら今後決まっていく状況です」

 そして湘南戦へ、次のように意欲を示した。

「非常にハードワークし、しっかり走るという意味ではセレッソ大阪と似ていて、いい印象を持っています。非常に難しいアウェーゲームになると思います。あのスタジアムでは最近川崎フロンターレが負けています。よくトレーニングされたチームとの戦いになり、シーズン終盤を迎えるタフな試合を、しっかり戦いたいと思います」

 痛恨の1敗を喫して9位のまま、ACL出場権獲得の可能性がある4位・C大阪とは8ポイント差に開いた。

 酒井宏樹が日本代表の9月シリーズに参加するが、ここからは来週2試合が組まれるルヴァンカップ準決勝のC大阪戦に照準を当てることになりそうだ。果たして湘南戦、どのようなメンバーで臨むのか!?

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