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【浦和】スコルジャ監督「香川真司はずっと好きな選手。ピッチ上で会えるの楽しみ」。C大阪戦へ「アトレチコ・マドリードに似ている」と分析

C大阪戦に向けて抱負を語った浦和のスコルジャ監督。(C)SAKANOWA

練習試合で収穫、「非常にいいパフォーマンスを見せた選手は、スタメンに近づきました」。

[J1 3節] 浦和 – C大阪/2023年3月4日15:00/浦和駒場スタジアム

  J1リーグ浦和レッズのマチェイ・スコルジャ監督が3月2日にオンラインによる取材に応じて、2日後の今季ホーム初陣となるセレッソ大阪戦に向けて抱負を語った。

 前節の横浜F・マリノス戦(●0-2)の試合後の記者会見で、指揮官はその翌日にトレーニングマッチを組んでいると語っていた。そこでの“収穫”について、次のように語った。

「控え選手たちの状態を見ることができて、好調な選手とそうではない選手がいました。非常にいいパフォーマンスを見せた選手は、スタメンに近づきました。また、選手の組み合わせのオプション、異なるポジションでのプレーもチェックしました。これからルヴァンカップもあり、チームにとって何がベストなのかを見極めていきたいです」

 また、指揮官は「攻撃でも守備でも改善が必要です。時間帯としては、FC東京よりもマリノス戦はいい時間帯がありました。もちろん、良くはなってきていますが、まだ見てみたい姿のところまでは来ていません」と語り、横浜FM戦後半に掴んだ好感触をより伸ばしていきたいと言う。何よりも「2試合で無得点、そこが今一番大きな問題だと思っています」と、ゴールへの意欲を示す。

 また、開幕から1分1敗のC大阪について、「非常にまとまった規律を守るチーム。守から攻への切り替えが長所だと感じます。セットプレーも危険ですね・それに香川真司がいます。ずっと前から好きな選手でした。ピッチ上で彼と会えるのを楽しみにしています」と語った。

 香川について問われたスコルジャ監督は、「ボルシア・ドルトムントがスイスでキャンプを行っていた際、レヴァンドフスキをはじめ3人のポーランド選手が在籍していたこともあり視察に訪れました。するとそこで香川を初めて見て、すぐにいい印象を受けました」と振り返った。

 そしてC大阪がアトレチコ・マドリードと似ているとも分析。そのうえで、あくまでも自分たちのサッカーに軸足を置いて、勝点3を狙いたいと強調した。

「浦和の分析担当からは、セレッソ大阪はアトレチコ・マドリードと似た戦い方をしてくると聞いています。特に攻撃を仕掛けた際のリスクマネジメント、背後のスペースのリスク管理が重要になります。もちろん相手を見ていきますが、今は浦和を発展させていくことに力を入れています。マリノス戦の後半に見せた姿から発揮させていきたいです」

 浦和はこれまでリーグ2敗(0得点・4失点)。初勝利を目指す4日のC大阪戦は埼玉スタジアムで芝生張替工事が行われているため、浦和駒場スタジアムで今季のホーム初陣を迎える。

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