【移籍】バイエルンが三笘薫に熱視線「スカウントを何度もブライトンに派遣している」
三笘薫 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
GKフェルブルッヘンらもチェック!?
ドイツ・ブンデスリーガ1部FCバイエルン・ミュンヘンが来季2025-26シーズンに向けて、イングランド・プレミアリーグのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCに所属するサッカー日本代表の三笘薫(Kaoru MITOMA)に熱視線を送り続けている。シーズン終盤、バイエルンのスカウトが何度もブライトンに訪れていたという。
バイエルンの担当記者が語り合うポッドキャスト『バイエルン・インサイダー』の最新版が5月22日に更新され、そのなかで「バイエルンがカオル・ミトマをリサーチしているのは本当か、デタラメか」という問いに、番記者が「本当です」と回答している。ただし、ブライトンの複数選手をチェックしているようだとも語っている。
「驚くべきことにバイエルンはブライトンのスターである三苫に注目しているのは本当ですか?」
「本当です。今週月曜日のリバプール戦でも、最も輝いていたのは、日本人のカオルでした(途中出場から1ゴール。決勝点も演出)」
そう語り合い、三苫が2022年から3シーズンにわたってイングランド・プレミアリーグでプレーしたことに触れる。ただし「このウインガーはケガの問題を抱えているが、 とてもスピードがあり、ボールを運ぶ扱いに優れたタレントだ」と、ケガがちなところにも触れている。
すでにバイエルンは何度もブライトンにスカウトを派遣しているそうだ。ただし、バイエルンはGKバルト・フェルブルッヘン、三笘のみならず他のウインガーもチェックしてきたという。
バイエルンでは、左サイドを主戦場にするフランス代表キングスレイ・コマン(2027年まで契約)、ドイツ代表セルジュ・ニャブリ(同26年まで)が、いずれも今シーズン限りで移籍する噂が出ている。一方、バイエル・レバークーゼンの至宝である21歳のフロリアン・ヴィルツの獲得も噂されているが、まだ“噂先行”のようである。
三笘の移籍金(違約金)は当初4500万ユーロ(約73億円)だったが、4000万ユーロ(約65億円)まで引き下げられたとも言われる。
サッカー日本代表の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の6月シリーズに臨むメンバー27人が発表された。負傷に苦しんできた三笘は今回、1シーズンフルに活動してきたことが考慮されて、他の主力組とともに招集されなかった。
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今週末のプレミアリーグ最終戦のあとオフに入り、そこで鋭気を養う。1年後にはW杯本番が待っている。