中国人コメンテーター「日本代表よりサウジのほうが攻撃的」。9月以上の“守備重視”奨励
中国代表は7日のベトナム戦で、W杯アジア最終予選の初勝利を収めた。 (Photo by Christopher Pike/Getty Images)
北京のテレビ番組『足球100分』で。
カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選 グループB第4戦、中国代表は10月12日(日本時間13日2:00)にサウジアラビア代表と対戦する。サウジアラビアのホームゲーム。
新型コロナウイルスの検疫の問題によりカタール・ドーハで9月から長期合宿を続ける中国代表だが、先日のベトナム代表戦では土壇場の一撃3-2の勝利を収めてみせた。これで日本と並んで1勝2敗、勝点3にしている。一方、日本を下したサウジアラビアは3連勝中だ。
中国メディア『新浪体育』によると、北京テレビ局の番組『足球100分』で、この対戦についての討論会が行われたという。そのやりとりの一部を紹介している。
コメンテーターのワン・チャンチン氏は、先日の日本代表対サウジアラビア戦のデータを紹介。そのうえで「ポゼッション率はほぼ五分だが(サウジ52:48日本)サウジアラビアが日本を上回っている。パス数はサウジのほうが多かった(サウジ432:402日本)。(9月に対戦した)日本代表よりもポゼッション率が高く、よりアグレッシブに来るだろう。中国は日本戦以上にディフェンスに集中する必要がある」と、日本戦の前半に見せた5バック陣形“以上”のタイトな守備の必要性を説いている。
司会を務めたウェイ・イドン氏も「サウジアラビアの破壊力はおそらく現在、このグループで最強でしょう」と警戒している。
日本サイドからすると、興味深い話である。いずれにせよ、7日のサウジアラビア対日本戦の“イメージ”が、中国の戦い方にも、様々な影響を与えることになりそうだ。
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[文:サカノワ編集グループ]