オランダNECに移籍決定の岡山MF佐野航大「海外で兄貴と対戦したい」「岡山から世界に出られると最初に証明する」

このあと離日へ。

　ファジアーノ岡山のMF佐野航大がオランダ１部 NECナイメヘンに完全移籍することでクラブ間合意に至った。メディカルチェックを経て正式移籍に至る。佐野は離日する８月15日、台風接近によりファンへのあいさつが中止となったなか、クラブ公式アカウントのインスライブで決意を示した。

　来月20歳になる佐野は米子北高校からファジアーノに加入して１年半在籍。鹿島アントラーズに所属する佐野海舟の弟でもある。今季はJ2リーグ20試合・２得点、通算同48試合・５ゴールを記録している。U-19・U-20日本代表を経験。

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　佐野は「キャリアのスタートをファジアーノ岡山で切ることができて本当に幸せでした」と感謝。そして「岡山から世界に出られると最初に証明したい」と抱負を語り、今後の目標として日本代表選出とワールドカップ（W杯）出場を掲げ、「海外で兄貴と対戦したいです」と語った。英会話の勉強は昨年からしてきて、ロッカールームで隣だったオーストラリア出身のステファン・ムークへ積極的に話しかけてきたそうだ。