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【浦和】岩尾憲のロングフィード弾が7月月間ベストゴール。湘南時代監督・反町康治氏の分析が鋭い

浦和の岩尾憲。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

ワッキー特任委員「コースがもう少し山なりであればセーブされていたはずで、ギリギリを狙った究極のシュート」

 Jリーグは8月15日、7月の月間各賞の受賞者を発表し、「KONAMI月間MVP」にJ1リーグから大迫勇也(ヴィッセル神戸) 、J2リーグから岩渕弘人(いわきFC) 、J3リーグから深堀隼平(愛媛FC)が選ばれた。

 また、J1リーグの月間ベストゴールには、浦和レッズの岩尾憲が7月1日の19節・サガン鳥栖戦(〇2-1)の38分に決めた、誰もを驚かせた直接フリーキックからのロングフィード弾が選ばれた。

 岩尾はJリーグを通じて次のようにコメントしている。

「7月の月間ベストゴールに選出していただき、ありがとうございます。普段からゴールを取る選手ではないですが、日々チームが勝つためにプレーしている過程でこのようなゴールが生まれて良かったですし、それがチームの勝利に繋がったことが、何よりも良かったと思います。これからもこのゴールを自信に変えて、チームが勝つためにひたむきに取り組んでいきたいと思います。ありがとうございました」

 また「選考委員」では、2011年に湘南ベルマーレの監督を務め、プロデビュー時の岩尾を指導した反町康治氏が次のように鋭く興味深いコメントを寄せている。

「岩尾選手は普段はセットプレーでは時間をかけて蹴るが、このゴールはチャンスを見逃さなかった。クイックリスタートの見本。状況判断と実行力(技術)」

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 また、ワッキー特任委員は「キックの名手、岩尾憲ここにあり! 味方も敵も、岩尾選手のシュートに気付いていない。GKの朴選手が一番先に気付いたが、セーブしきれず。コースがもう少し山なりであればセーブされていたはずで、ギリギリを狙った究極のシュート」と絶賛している。

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