【サッカー日本代表】ドイツ代表戦 スタメン予想。CFは上田綺世か前田大然? アーセナルでSBの冨安健洋だが、やはりCB起用か
ドイツ代表戦に臨むサッカー日本代表のスタメン予想。(C)SAKANOWA
菅原由勢の右SBがどれだけ通用するか、森保監督も見たいはず。
[国際親善試合] ドイツ代表 – 日本代表/2023年9月10日3:45(現地18:45)/フォルクスワーゲン・アレーナ
サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)が日本時間9月9日深夜27時45分(10日3時45分)から、ドイツ代表と対戦する。昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)のグループステージ、日本が初めて元W杯チャンピオンから勝利を収めたのは今なお記憶に新しい(さらにスペイン代表も撃破)。リベンジに燃えるドイツとの再戦がさっそく実現。FIFAランキングはドイツ15位、日本20位だ。
日本代表のスタメンを予想したい。
カタールW杯を経て、森保一監督の続投が決定。名波浩コーチら新体制の『2次政権』で戦った3、6月の4試合を踏まえ、現時点のベストで挑む。
スタートのシステムは4-2-3-1が確実。注目の一つが、センターフォワードだ。
上田綺世(フェイエノールト)、あるいはカタールW杯に続き前田大然(セルティック)になるか。前回対戦よりポゼッションを高めることを重視するならば上田、再びカウンターの要素も加えたいのであれば前田になりそうだ。いずれもスーパーサブとしても強力な武器になり、果たして指揮官の“ファーストチョイス”は誰に!?
また最終ラインでは、二次政権で初参戦となる冨安健洋の起用法もポイントに。
アーセナルFCでは両サイドバックで起用され、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCでプレーする日本代表の同僚である三笘薫のようなエース級を配置するウイングとのデェエルで力を発揮してきた。
一方、日本代表では、サイドバックはオプションである。そうしたなか谷口彰悟、板倉滉、伊藤洋輝、他にも東京オリンピック世代のセンターバックも台頭し、センターバックは選手層が厚くなりつつある。
それだけに、冨安のサイドバック起用を待望する声も多い。
ただ、日本サッカー協会(JFA)としては、冨安を日本の守備の軸と考え、これまで一貫してセンターバックで起用してきた。
そう考えると、この貴重な戦いでは「センターバック冨安」でスタートを迎える可能性が高い。
森保監督も、これまで右SBで起用してきた菅原由勢(AZアルクマール)がどれだけ通用するかを見たいのではないだろうか。
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ただ、冨安に関しては、いい感触を得てアーセナルに戻る――それが現時点では、日本代表にとって一番求められることだ。プレミアリーグの優勝を争うチームでレギュラーを争っている。その戦いへ心身ともに、プラス要素をもたらしたい。
例えばこのドイツ代表&トルコ代表との連戦で、複数ポジションにて長時間プレーし、負傷あるいはコンディションを崩す……。それだけは絶対に避けなければいけない。
ドイツは6月シリーズ1分2敗と勝利できず、ポーランド、コロンビアに連敗を喫し、この日本戦を迎える。負ければハンジ・フリック監督の責任問題が噴出するのは間違いなく、ホーム開催とあって本気で日本を叩き潰しに来る。森保ジャパンがどれだけ対抗できるのか、とても楽しみな真剣勝負になる。