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【浦和】スコルジャ監督が語ったファイナル・サード考察「ゾーン・ツーまでは自分たちの形、ラストサードでは…」

柏戦に向けて抱負を語った浦和のスコルジャ監督。(C)SAKANOWA

「ラストサードに入った時は、選手の想像力がより大事に」

[J1リーグ 30節] 浦和 – 柏 /2023年10月20日19:30/埼玉スタジアム

 J1リーグ浦和レッズが10月20日、ホームで柏レイソルと対戦する。浦和はルヴァンカップ、柏は天皇杯で、それぞれ決勝進出を決めているというカードになる。

 浦和はこれまでリーグ戦、13勝11分5敗の勝点50で3位。首位のヴィッセル神戸とは8ポイント差にある。残り5試合、逆転優勝を狙うためには、まずこのホームゲームで3ポイントを獲得することが必須と言える状況にある。

 18日にオンラインによる取材に応じた浦和のマチェイ・スコルジャ監督は、攻撃についてテーマになった際、興味深い持論を口にしていた。ゾーンを3つに区切って考える場合、ファイナル・セカンドまではより「戦術」が重視され、そしてファイナル・サードでは「選手の想像力が大事になってくる」と語った。

「ラストサード(ファイナル・サード)に入った時には、選手の想像力がより大事になってきます。ビルドアップをする、ゾーン・ワン、ゾーン・ツーでは自分たちのチームの形を作って、維持しながらプレーすることが求められます。

 ファイナル・サードに入れば、選手一人ひとりの姿勢がより大切になってきます。相手の反応を見ながら、どの形を使えばいいのか、その判断が必要となります。その部分でも、試合を重ねるごとに良くなってきていると思います」

 浦和はそのゴール前で課題を抱える。指揮官はそのように一瞬の判断、そして時に強引さや獰猛さの大切さも口にしていた。

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 柏戦では、好調を維持してきたホセ・カンテが出場停止になる。前線はどのような顔触れになり、そこでどのようなコンビネーションを見せるのか。また、これまでとは異なる“表情”からのゴール奪取、そして勝利を期待したい。

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