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【神戸】イニエスタがサプライズ優勝祝福メッセージ「幸せな気持ちにどっぷり浸りましょう」

神戸時代のイニエスタ。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

間違いなくこのレジェンドなしでは成し得なかった悲願達成に。

[J1 33節]神戸 2-1 名古屋/2023年11月25日14:03/ノエビアスタジアム神戸

 J1リーグ33節、ヴィッセル神戸が井出遥也と武藤嘉紀のゴールで名古屋グランパスに2-1の勝利を収め、最終節のガンバ大阪戦を残して初のリーグ制覇を果たした。

 完璧なシナリオと言える、ホームで成し遂げた悲願達成。この試合後のセレモニーでは、今季途中までプレーし元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタからの優勝を祝福するメッセージが、電光掲示板で紹介された。

 2019年から4年間クラブに在籍したイニエスタは「こんにちは、皆さん。皆さん、優勝、おめでとうございます」と日本語で切り出して、次のように喜んだ。

「チームメイト、スタッフ、クラブを大きくするためこの数年間、特にこの1年全力で闘ってきた全てのクラブ関係者の皆さん、そして会長である三木谷さん、おめでとうございます。また、どんな時もチームを支え、エネルギーを与え続けてくれた、ファン・サポーターの皆さんには特別に感謝したいです。

 皆さんのお陰で、このJリーグという、とても、とても特別なタイトルをクラブの歴史に残せました。全員が全力を出し切り、一人ひとりが最後まで戦い抜いた最高のシーズンです。

 私も遠くからエネルギーを送り続けてきました。長年リーグタイトル獲得を目標に戦い続けてきた私も、2023年をこのような形で終えられて、とても嬉しく思います。

 今日はみんなでこの瞬間を噛み締めて、幸せな気持ちにどっぷり浸りましょう。この歴史的な勝利はクラブと神戸市民の皆さん、そして優勝の日を夢見て、ヴィッセル神戸と歩み続けてきた全ての人の努力の賜物です。

 皆さんまたお会いしましょう」

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 現在UAEリーグのエミレーツ・クラブでプレーするイニエスタは「おめでとう、おめでとう、おめでとう、またね!」と日本語で再会を誓って、メッセージを締めくくった。

 間違いなく、イニエスタなしでは成し得なかった神戸初のリーグ制覇だった。

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