【サッカー日本代表】タイ代表戦スタメン予想。細谷真大や佐野海舟を抜擢か!試合後アジアカップのメンバー発表

シーズン中の欧州組、またはオフ明けJリーグ組、それとも関係なく…森保監督は何を優先するか。

［TOYO TIRES CUP2024］日本代表-タイ代表/2024年1月1日14:00/国立競技場

　サッカー日本代表(SAMURAI BLUE) が2024年1月1日、親善試合「TOYOタイヤカップ2024」でタイ代表と国立競技場で対戦する。カタール・アジアカップに向けた壮行試合の位置づけ。FIFAランキングは日本17位、タイ113位。

　この試合のスタメンを予想したい。タイ戦のあと、日本の森保一監督は国立で記者会見を行い、アジアカップに参戦するメンバーを発表する。そのため、ある程度の「大枠」は決まっていて、負傷が報じられている三笘薫や久保建英らの状態をギリギリまで見極めて(冨安健洋は厳しいか)、この一戦に臨んだメンバーも加わってくることになりそうだ。

　ドイツやオランダなど欧州組も招集され、彼らはアジアカップ確定組と見られる。また新年最初のゲームとあって、ある程度の”ガチメンバー”でスタメンを組む可能性もある。一方で、森保一監督が試したいと考察されるのが、アジアカップ以降のワールドカップ2次予選を含め、なかなか起用できずにいた選手のスタメン起用だ。チャンスを掴みつつある選手の突き上げを促すには、東南アジアカップを制するなど力のあるタイ代表は腕試しにもなるだろう。

　つまり、アジアカップ(以降を含めて)のメンバーに食い込んできそうだが、本番ではベンチに回る機会が増えそう……。そういったタレントにチャンスを与える“底上げ”がテーマになるかもしれない。

　例えば、柏レイソルのFW細谷真大や鹿島アントラーズのMF佐野海舟。アジアカップメンバーの当落線上のちょうど「当選」ラインにいる若手だが、グループステージでいきなり先発起用するのではなく、ここで周囲とどのような連係を見せるのか、関係性を深められるのか。そこに時間をかける可能性はある。

　ゴールキーパーも、最近所属先のシント＝トロイデンVVで3試合連続クリーンシートと結果を残す鈴木彩艶が現時点では日本代表のレギュラーの一番手と言える。緊急時などにも備えて、進化を遂げるJ1王者ヴィッセル神戸の前川黛也には、Jリーグ最終節以来となる実戦の場を設けるか。

　欧州組はシーズン途中での参戦となる(タイ戦招集メンバーの休む期間が短くなってしまったのは懸念材料!)。Jリーグ組は約2週間のオフを経て始動のタイミングとなる。そのあたり、森保監督は、コンディションの良い欧州組を優先するのか、それとも一旦オフになったJリーグ組の”スイッチ”を入れたいのか。そのあたりの判断によっても人選も変わってくる。

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　試合は2024年元日、国立競技場で行われる。チケットはすでに完売している。