【神戸0-1川崎】「こぼれてくるかなと思った」ファン・ウェルメスケルケン際が決勝弾。富士フイルムスーパーカップ
ファン・ウェルメスケルケン際。(Photo by Dean Mouhtaropoulos/Getty Images)
ACLから全員ターンオーバーの川崎、鬼木監督は「チーム全員の勝利。今季はこうした戦いが増える」。
[FUJIFILM SUPER CUP]神戸0-1川崎/2024年2月17日13:35/国立競技場
Jリーグ王者と天皇杯覇者の対戦によりシーズン開幕を告げる「FUJIFILM SUPER CUP 2024」ヴィッセル神戸(昨季J1優勝)対 川崎フロンターレ(昨季天皇杯優勝)の一戦は、川崎が今季オランダのNECナイメヘンから加入したファン・ウェルメスケルケン・際のゴールで1-0の勝利を収めた。
川崎はミッドウィークに組まれたAFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のラウンド16山東泰山戦(〇3-2)から先発全員をターンオーバーして、この一戦に臨んだ。それに対し、前半は主力勢がスタメンに名を連ねた神戸が攻勢に立ち、大迫勇也らが決定機を作り出す。しかし……ゴールを決め切れない。
すると後半、川崎がペースを握る。より素早いハイプレスを徹底し、その昨季から変化を加えてきたスタイルが奏功。48分、際がこぼれ球を押し込んで、川崎が先制に成功。そのまま勢いに乗ったフロンターレが試合の主導権を握り、1点差で逃げ切った。
試合後の『日本テレビ』のフラッシュインタビューで、鬼木達監督は「チーム全員の勝利。今シーズンは、こうした戦いが増えると思っています。厳しい基準でこの先は見ていきたい。これで終わらせないことが大切」と気持ちを引き締めた。また、決勝点を決めた際は得点シーンについて「こぼれてくるかなというところに来てくれた。決められて嬉しいです」と喜んだ。
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川崎は20日にホームでACL山東泰山との第2戦、そして24日にアウェーでの湘南ベルマーレ戦でJ1開幕を迎える。一方、神戸も24日のアウェーでのジュビロ磐田戦を戦う。