【サッカー日本代表】鈴木彩艶、無失点からのリスタート。森保監督「一足飛びにはいかない。一つひとつ厳しい試合と経験を得て、選手たちは確実に成長している」。Ｗ杯予選、北朝鮮に1-0勝利

アジアカップでは6戦全試合で失点も、「チームとして自信となる無失点での勝利」。

［北中米W杯 アジア2次予選］日本代表 1–0 北朝鮮代表/2024年3月21日19:23/国立競技場

　北中米ワールドカップ（W杯）アジア2次予選の第3戦、サッカー日本代表(SAMURAI BLUE) が田中碧のゴールを守り切り、北朝鮮代表に1-0の勝利を収めた。日本は3連勝で首位をキープ。北朝鮮は1勝2敗で3位に後退。26日の北朝鮮とのアウェーゲームは、北朝鮮が防疫面で急きょ中止に。試合の扱いはFIFAが預かり、日本の不戦勝となる可能性も出ている。

　アジアカップでは6試合全てで失点を喫した。ようやくここで失点がストップし、無失点勝利を収められた。森保一監督は試合後の記者会見で、アジアカップに続いてGK鈴木彩艶を起用し、彼と板倉滉と町田浩樹を中心とした守備陣を評価した。

「鈴木彩艶選手、そして最終ラインの選手を含め、チームとして自信となる無失点での勝利を掴めたと思います。アジアカップでは失点が多く、結果も得られなかったなか、今日も決して簡単な試合ではありませんでした。押し込まれて失点していてもおかしくないシーンも作られながら、無失点で終えられ、チームとしても自信を深められたと思います」

　そしてベスト16入りしたカタール・ワールドカップ（Ｗ杯）のメンバーから入れ替えを進め、失点や敗戦を経て、チームとして進化を遂げていくものだとこの1勝を喜んだ。

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「守備陣はカタール・ワールドカップと比べると経験値がかなり低いなか、これまで戦ってきました。一足飛びにはいかず、一つひとつ厳しい試合、経験を得て、選手たちは確実に成長していると結果で示してくれました。まだまだ改善すべき点はありますが、厳しい戦いを経て成長し、勝ってくれると期待しています。そういったチームにしていきたいです」