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インドネシアが韓国を2-1とリードし折り返す。VARの無効ゴールで動揺走り…。パリ五輪アジア最終予選

(C)SAKANOWA

東南アジアの新興がアップセットを演じるか。

 パリ・オリンピックのアジア最終予選となるカタールU-23アジアカップ準々決勝、U-23韓国代表 対 U-23インドネシア代表の一戦、インドネシアが先制に成功。そのあと追い付かれたものの、前半アディショナルタイムに2-1と勝ち越して折り返している。

 この大会の上位3チームがパリ五輪の出場権を獲得。3位決定戦で敗れた4位のチームがアフリカ代表のギニアとのプレーオフに回る。この準々決勝は、負けた時点でパリ五輪への道が途絶えてしまうという大一番の一つだ。

 韓国は開始7分にゴールネットを揺らした。しかし、VARの介入から主審がビデオチェックするOFRに。しかしオフサイドの反則で、一旦認められた得点が取り消された。

 この動揺が走ったなか、15分、インドネシアはオランダ1部ADOデンハーグに所属するFWラファエル・ストリックがミドルレンジからの技ありループ弾を決めて、先制点をもたらした。

 さらに32分、インドネシアが完璧に韓国を崩す。が、マルセリーノ・フェルディナンがフリーで放ったシュートを外してしまう。

 すると45分、右クロスからのヘディングシュートがインドネシアDFの頭に当たるオウンゴールで、韓国が同点に追い付く。

 それでも大声援を受けるインドネシアは、気落ちしなかった。45+3分、最終ラインのロングフィードから、再びラファエルが決めて、2-1と勝ち越す。

 韓国はインドネシアのカウンターを警戒。むしろリードするインドネシアが、その後もボール保持率で上回る展開となっている。

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 東南アジアの中でもインドネシアはサッカー熱の高さで知られる。その情熱がついにアップセットを起こすのか――。

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