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【移籍】上田綺世“ライバル”ヒメネスをトッテナムが「11月からモニタリング」

フェイエノールトのヒメネス。 (Photo by Dean Mouhtaropoulos/Getty Images)

近い将来の引き抜きを前提に上田を獲得した背景も。

 イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーFCが今夏の移籍マーケットで、オランダ1部フェイエノールト・ロッテルダムのサンティアゴ・ヒメネス(Santiago Gimenez)の獲得を目指しているという。

 トッテナムは今シーズン開幕時にソン・フンミンとダブル・エースとして君臨していたイングランド代表FWハリー・ケインが、バイエルン・ミュンヘンに完全移籍。結局その補完ができないままこのシーズンを戦ってきた。

 横浜F・マリノス、セルティックFCを率いてきて、今季就任したスパーズのアンジェ・ポステコグルー監督は補強について言及してこなかった。ただ、前線のストライカータイプが最重要な強化ポイントであるのは間違いない。

 23歳のメキシコ代表ストライカーは加入1年目の昨季リーグ32試合・15得点を記録し、リーグ制覇に大きく貢献した。このストライカーの近い将来の引き抜きが“確実視”されたなか、フェイエは日本代表FW上田綺世(Ayase UEDA)の補強に着手したという経緯がある。

 今季はリーグ29試合・21得点とさらに爆発。フェイエノールトとは2027年6月まで契約を結んでいて、あと3年を残している。

 ファブリツィオ・ロマーノ(@FabrizioRomano)らが投稿する『コートオフサイド』によると、トッテナムは「昨年11月からヒメネスのモニタリングを進めてきた」「アンジェ・ポステコグルーのお気に入りで、システムにも適応している」という。

 ただし一方、この勢いに乗るストライカーを欲しているのは、トッテナムだけではないとも強調している。

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 フェイエのアルネ・スロット監督のリバプールFC就任も決定的となっている。相当な額であるに違いない移籍金の条件など合致すれば、このタイミングでヒメネスがロッテルダムを去ることは……確かにあり得るかもしれない。 

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