×

【浦和】長崎戦でソルバッケンがメンバー入りか「クオリティの高い練習ができている」。ヘグモ監督が記者会見で示唆

オンライン取材に応じた浦和のヘグモ監督。(C)SAKANOWA

「岩尾(憲)とサミュエル(グスタフソン)も練習に合流しています」

[ルヴァンカップ 3回戦] 長崎 – 浦和/2024年5月22日19:00/トランスコスモススタジアム長崎

 J1リーグ 浦和レッズのペア=マティアス・ヘグモ監督が5月20日、2日後のルヴァンカップ3回戦のV・ファーレン長崎戦に向けてオンラインによる取材に応じて抱負を語った。

 リーグ戦との連戦が続き、相手はホームでジャイアントキリングを狙うという難しい構図になる。しかも浦和はこのあとリーグ戦で、FC町田ゼルビア、ヴィッセル神戸と1・2位との連戦が続く。

 浦和としての理想は、この長崎戦でケガなどから復帰してきた選手、あるいは出場機会を得つつある選手がチャンスを得て、このあとしっかり戦力に加わってくる――そういう位置づけにしたいのではないか。そういった問いを受けた指揮官は、次のように語った。

「(複数人のローテーションをすると明かしたうえで)水曜日にご覧になれると思いますが、ケガ人はどんどん戻ってきています。例えば、オラ(ソルバッケン)もクオリティの高い練習ができています。岩尾(憲)とサミュエル(グスタフソン)も練習に合流しています。水曜日の試合に関しては、メディカルスタッフ、フィジカルコーチとどうするか話し合っています。ただ、そのあとのことまで考えすぎず、まず水曜日に向けて、ベストの準備をするだけです」

 そのように、もしかすると、オラ・ソルバッケンのメンバー入りもあるのではないかと示唆した。ソルバッケンのASローマから浦和への期限付き移籍の期間は現状、6月30日となっている。この長崎戦は一つポイントになりそうである。

 もちろん武田英寿らも調子を上げており、メンバー入りも熾烈になっている。また安部裕葵のメンバー入りも近づいていると見られる。

「(チームの現状について)グループ全体の姿勢がとても良いです。メンバー外の選手も質の高い練習を行い、今日はスタメン以外の選手によるトレーニングでしたが、とても良いトレーニングができました。ボールを奪い、奪い返す、相手に寄せる姿勢が非常に良くなっています。 全体でイメージを共有できるようになってきています。そうなると自信につながっていきます」

 6番の位置でプレーする(安居)海渡、何度か出場機会を得ているブックも、これまでしてこなかったポジションで良いパフォーマンスを見せてくれています。(安部)裕葵も戻ってきて、シャープな動きを見せています。(長崎戦は)いくつかのポジションでローテーションを行うチャンスがあると思います。それも重要ですが、継続性を持たせることも同時に重要です」

 そして現在J2リーグ2位の長崎戦に向けて、次のように警戒した。

「長崎は2位で得点力のある非常にいいチーム。個々でクオリティの高い選手が揃い、ジュビロ磐田にも勝っています。どういうゲームになるのかと予測すれば、我々がボールを持つ時間が長くなると思います。ただ彼らは強力なカウンターを持っています。攻めている時のリスク管理も重要になります」

 長崎対浦和の一戦は5月22日に行われる。メンバー発表の段階から注目が集まり、楽しみだ。

Posted by 塚越始

Ads

Ads