【Jリーグ】サウジアラビアリーグと戦略的パートナーシップを締結
サウジアラビアの砂漠にて。(C)iStock / Getty Images Plus
サウジ出身選手について、外国籍選手枠は対象のまま。
Jリーグ(公益社団法人 日本プロサッカーリーグ、野々村芳和チェアマン)は5月20日、サウジアラビアのプロフットボールリーグ「Saudi Pro League(SPL)」と戦略的パートナーシップ協定を締結したと発表した。今回の戦略的パートナーシップ協定により、両リーグが緊密な連携を図り、東西アジアのトップランナーとしてアジアのフットボールをけん引する存在となることを目指す。
パートナーシップの協定内容は次の通り
・フットボール水準の向上を目的とした人材交流
・両リーグの成長と発展を目的としたワークショップ、ビジネスカンファレンスの開催、育成などに関する情報共有等
・交流イベント、親善試合などを通じた国際交流
協定期間は5月20日から2025年12月31日まで。
野々村チェアマンは次のようにコメントしている。
「近年、サウジプロリーグのクラブはAFCチャンピオンズリーグにおいて目覚ましい成績を残しています。今回の戦略的パートナーシップにより、日本とサウジアラビア両リーグの連携・交流を深めることで、両リーグのフットボール水準を向上させ、アジアのフットボールの価値をともに高めていきたいと考えています」
■Jリーグと海外プロリーグとの協定(2024年5月21日時点)
Jリーグは、タイ、ベトナム、ミャンマー、カンボジア、シンガポール、インドネシア、マレーシアのプロリーグと協定を結び、各国リーグの国籍を有する選手は、試合エントリー時、外国籍選手ではないとみなされているが、今回、戦略的パートナーシップ協定対象国となるサウジアラビアの国籍を有する選手はこれに該当しない(過去のラ・リーガ、オーストラリアAリーグとのパートナーシップでも同様の扱い)