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浦和ではなく…クリスチアーノ・ロナウドにクラブW杯出場クラブからオファー! ブラジルへ!? あるいはG大阪とともにACL2に

アル・ナスルのクリスチアーノ・ロナウド。(C) 2025 Asian Football Confederation (AFC)

古巣スポルティング復帰の可能性も取り沙汰される。

 サウジアラビア1部アル・ナスルFCは今季2024-25シーズン、2試合を残して3位以下が確定し、来シーズンのAFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)エリートの出場権を逃した。そのためアル・ナスルのポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)に再び移籍の噂が浮上している。

 サウジの来季2025-26シーズンのACLエリートの出場枠は「3」。現在5位のアル・アハリ・サウジFCがACLエリート2024-25シーズン優勝を果たして1枠を獲得したため、現在4位で2位以上の可能性の潰えたアル・ナスルは、リーグタイトルとともにACLエリートの切符も逃した。

 するとスペインメディア『マルカ』は5月18日、クリロナに対し、クラブ・ワールドカップ(クラブW杯)の出場権を獲得しているブラジルのクラブからオファーがあったと報じた。

 同メディアは、クリスチアーノ・ロナウドの処遇を巡りアル・ナスルが混乱していると報じる。結果的に獲得タイトルゼロに終わり、さらにACLエリートの出場権も失い、クラブとロナウドが掲げた目標は全く成し遂げられなかった。そしてなんとブラジルからオファーが届いているというのだ。

「タイトルもなければ、次のアジア・チャンピオンズリーグの出場権もない。サウジアラビアのクラブでこのような事態に陥ると、変化は組織全体、ピッチ、ベンチ、上層部にまで影響を及ぼす。一方、ストライカーは、その重要性のためにマーケットの対象外とされてきたのだが、クラブW杯に出場するブラジルサッカー界のクラブからオファーを受けているようだ」

 ブラジルから米国クラブW杯に出場するのは、SEパルメイラス、CRフラメンゴ、フルミネンセFC、ボタフォゴFRの4クラブである。今回、具体的なクラブ名は明かされていない。あくまでも噂の領域を脱していないようだが……。

 同メディアはクリロナの登場により、サウジアラビアのサッカー界は10倍以上の価値を上げたと、その影響力の大きさを評価。ただし、アル・ナスルでは、ロナウドの存在があまり大きくなり、チーム内の統制が効かなくなっていると見ている。

 アル・ナスルはACLエリート準決勝、川崎フロンターレに2-3で敗れた。ロナウドはフル出場したが、横浜F・マリノス戦から中3日の一戦でキレを欠き、やはり40歳という年齢による衰えも露呈した。

 一時は浦和レッズ入りも噂に上ったロナウド争奪戦だが、欧州方面を含めて全体的にややトーンダウンしつつある。むしろ、来季の契約で合意しているとと言われるものの、この状況を踏まえるとアル・ナスル退団もあり得る状況になってきたか。

 日本代表MF守田英正も所属し、ロナウドがプロキャリアをスタートさせたスポルティングCPへの復帰も可能性として取り沙汰されている(ただしクラブW杯の出場権は得ていない)。1年後に北中米W杯を控えるなか、スーパースターの動向に再び全世界から注目が集まりそうだ。

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 一方、噂通りアル・ナスルと契約を更新した場合、来シーズン、ガンバ大阪が出場するACL2に臨むこともあり得る。