【鹿島2-1奈良】柴崎岳2アシスト! 鈴木優磨、チャヴリッチ弾。17歳FW徳田誉も堂々デビュー:天皇杯2回戦

唯一気掛かりなのは、知念慶が負傷で交代に…。

[天皇杯 2回戦] 鹿島 2-1 奈良/2024年6月12日19:00/カシマスタジアム

　天皇杯2回戦、鹿島アントラーズ（J1リーグ）- 奈良クラブ（J3リーグ）の一戦、鹿島がチャヴリッチ、鈴木優磨のゴールで、一時同点に追い付かれながらも奈良に2-1の勝利を収めた。いずれも今季公式戦初先発の柴崎岳がアシストした。

　鹿島は『10番』柴崎がボランチに入り、佐野海舟がセンターバックでスタート。21分、『10番』柴崎のパスからチャッキーことチャヴリッチが決めて、鹿島が先制に成功する。

　しかし41分、クロスからのオウンゴールで同点とされる。

　奈良にとっては、金星を挙げるまたとない機会でもある。しかも負けたら終わりの伝統のトーナメント戦だ。ある意味、天皇杯らしい展開に――。

　ただ、そんな嫌な空気を打破したのはアントラーズの司令塔とエースだった。

　鹿島は53分、再び柴崎のクロスから後半開始から出場した鈴木優磨がヘッドで合わせて勝ち越しに成功した。

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　奈良も反撃に出る。それでも鹿島は来季のトップチーム昇格が決まっている17歳のFW徳田誉が途中出場でトップデビューを果たし、さっそく二度の決定機を作り出すなど躍動。鹿島が2-1で逃げ切り、3回戦進出を決めた。唯一、前半途中で退いた知念慶のケガの状態が気になるところだ……。

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