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【横浜FM 1-2 東京】ブーイングにキューウェル監督「こういう時こそ一丸に」「選手はハードワークし、全てを出し切ってくれた」

横浜FMのハリー・キューウェル監督。(C)SAKANOWA

宮市亮が強烈に叩き込み1点を返したが…。

[J1 21節] 横浜FM 1-2 東京V/202462919:03/日産スタジアム

 J1リーグ21節、横浜F・マリノスは宮市亮が1点を返したものの、山見大登とオウンゴールにより東京ヴェルディに1-2で敗れた。

 AFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)2023、2024-25が組まれるため、過密日程の続く横浜FMは2連勝のあと2連敗。首位FC町田ゼルビアから14ポイント差の勝点26で、やや目標を見失いそうなポジションとなってしまった。

 ハリー・キューウェル監督は試合後のDAZNでのフラッシュインタビューで、試合後のゴール裏からのブーイングに、「皆さんの悔しさは分かります。前回(アビスパ福岡戦/●1-2)のようにハードワークしなかったのであればブーイングが出るのは理解します。ただ選手たちが全てを出し切ったなかでこうした結果になってしまい、そうした時のブーイングはどうなのかなと思いました」と自身の想いを口にして、次のように続けた。

「ここで離れるのではなく、こういう時こそ一致団結して、みんなで勝ちに行きたい。選手が全てを出し切っての結果です。もちろん前半は上手くいかなかった部分はありましたが、後半は完全にウチのゲームでした。ハードワークしたなかでも残念で、もちろんもっとしっかり見せなければいけませんが……。みんなで一丸となってやっていきたいです」

 疲労は明らかで決定機も限られ、後半は優勢に進めたものの、フィニッシュに最大出力を発揮できなかった。ただ確かにキューウェル監督の言うように得点シーンなどは”マリノスらしさ”を見せられた。復権を目指す横浜FMがいま一つの分岐点に立っている。

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