【横浜FM 0-1 鳥栖】シュート25本もマリノス3連敗。キューウェル監督「とにかくポジティブに。やっていることは間違っていない」
横浜FMのハリー・キューウェル監督。(C)SAKANOWA
サガンは勝点20に伸ばし、J1残留圏の17位に浮上!
[J1 16節] 横浜FM 0-1 鳥栖/2024年7月3日19:03/ニッパツ三ツ沢球技場
AFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)などとの日程の兼ね合いによりこの日に組まれたJ1リーグ16節、サガン鳥栖が横山歩夢のゴールを守り切り、横浜F・マリノスに1-0の勝利を収めた。
横浜FMはリーグ3連敗。一方、鳥栖は3試合ぶりの勝利で、勝点20に伸ばしてJ1残留圏の17位に浮上した。シュート数は横浜FMから見て25本対14本、枠内は4本対6本。完璧な崩しからエウベルのショットがポストを叩く場面などもあったが、ゴールネットを最後まで揺らせなかった。
横浜FMのハリー・キューウェル監督は試合後のDAZNのフラッシュインタビューで、「とにかくポジティブにやることです。シーズンは本当に簡単でないことは分かっています。スタートはいい部分も多く、チャンスをたくさん作れていました。チャンスを決め切らなければ結果は残せませんし、彼らの強みであるカウンターを出させてしまいました」と、フィニッシュを決め切れずにいるなか流れを悪くしてしまったと悔やんだ。
それでも前節の東京ヴェルディ戦(●1-2)に続いて試合の主導権は握り続けた。45歳のオーストラリア人指揮官は「前を向いて、ここで顔を上げなけれ意味がありません。やっていることは悪くないと思っています。続けて次の試合へ向かっていきたいと思います」と顔を上げた。
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横浜FMは7勝5分9敗の勝点26で12位。覇権奪回を目標に掲げて臨んだシーズンだが、このあとスタートするACLエリートを重視するなか、リーグ戦は上位進出がターゲットとなってきそうだ。