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【なでしこ】DOGSOで早々にガーナ一人退場。パリ五輪壮行試合、まさかの“厳しい判定”でサッカー日本女子代表が数的優位に

突破する藤野を背中から抑えにかかったボアキエに、DOGSOでレッドカードが提示された。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

イエローカードでも良かったのでは…しかも日本は精彩を欠き前半スコアレスで折り返す。

[MS&ADカップ 能登半島地震復興支援マッチ]日本女子代表 – ガーナ女子代表/2024年7月13日15:20/金沢ゴーゴーカレースタジアム

 パリ・オリンピックを控えた壮行試合の位置づけとなるサッカー日本女子代表(なでしこジャパン)– ガーナ女子代表の一戦、開始早々にガーナのポーシャ・ボアキエがDOGOSで退場処分を受けて、日本は数的優位に立った。厳しい判定で、親善試合とあってイエローカードでも良かった感じではあったが……。

 欧州組にとっては、シーズンを終えたあと活動を再開させての一戦に。日本がボールを保持し、田中美南がダイビングヘッドで決定機、さらにミドルでポストを叩くなど惜しいチャンスを作る。ただ次第に最前線の田中になかなかボールが収まらず、攻撃の形を作れない。

 それでも23分、ショートカウンターから藤野あおばが右サイドから抜け出すと、ガーナのキャプテンである35歳のボアキエが藤野の背中から抑えて止める。

 ゴールまで距離はまだあり、他の選手がカバーに来ている感じではあったが……。主審は決定機阻止のDOGSOで、ボアキエに一発レッドカードを提示。DOGSOの条件が辛うじて満たしていて、完全な”決定機”とは言えず、しかもガーナの選手たちを招いての親善試合とあって厳しい判定であった。ただ、この日はVARも採用されていたが、主審の判定が支持された。日本としては、11人対11人でプレーしたかったところだが……。

 ただ、そのあと10人になったガーナは守備に重点を置いてプレー。日本は田中にボールが収まらず、また左サイドに起用された宮澤ひなたも精彩を欠き、連動性や迫力ある攻撃を見せられず。前半をスコアレスで折り返している。

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