【サッカー日本代表】久保建英が胸中を吐露「僕の苦しいのがチームに伝染しなければいいなと思います」。W杯最終予選、中国戦の展望は!?
中国戦の前日練習で笑顔を浮かべる日本代表の久保建英。(C)SAKANOWA
「(ゴールへの意欲は?)難しいですね。ないと言えばウソになりますけれど、俺が、俺が、という感じでは今はないです」
[北中米W杯アジア3次予選 C組第1戦]日本代表 – 中国代表/2024年9月5日19:35/埼玉スタジアム
サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)のMF久保建英(レアル・ソシエダ)が9月4日の練習後、翌5日の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選(3次予選)の第1戦・中国代表戦に向けて抱負を語った。
自身にとっては二度目のW杯最終予選に。前回大会2021年には中国との2試合いずれも出場している。アウェーゲーム(〇1-0)ではフルメンバーが揃ったなかで初めてのフル出場を果たした相手でもある。
そして今回、所属するレアル・ソシエダでは、スタメン落ち、早い時間帯での途中交代など続く。なかなかチームの勝利に貢献できずにいるなかで、日本代表の活動に合流した。
久保は現状について「個人としては、苦しい立ち上がりですけれど、みんながそうというわけではないので、僕の苦しいのがチームに伝染しなければいいなと思います」と苦笑いを浮かべた。
「日本へは長距離移動なので、到着すると自然と気持ちを切り替えることに自然と慣れたので、いちいち『切り替える』というか、あまり意識していないです。(今回チャーター機による移動だったが)僕個人としては試合が終わったあと、次の日の3時過ぎに家を出るすごく厳しいスケジュールだったので、今回のチャーター移動はすごく有難かったです」
そしてW杯アジア最終予選に挑む。
「まずしっかり勝点3を獲ることが大事。緊張しすぎず、特に前目の選手なので出場機会があれば、早い時間帯に点を取り、変な緊張感をなくせればと思います」
「(ゴールへの意欲は?)難しいですね。ないと言えばウソになりますけれど、俺が、俺が、という感じでは今はないです」
対する中国は徹底して守備を固めてくることが想定される。23歳のレフティは次のように展望していた。
「韓国の試合を見ましたが(直近6月11日●0-1で敗戦。シュート数は韓国12本[枠内6本]:中国2本[枠内0本])、負けはしたもののやりたいことはハッキリしていました。あれを成功と捉えているのかなとは思いました。内容的にも1-0で肉薄していて、あのような展開を狙ってくるんじゃないかな? という感じのスタイルで、似たようなことをやってくるのかなと思いました」
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久保のフル代表での成績はこれまで35試合・4得点。この最終予選初戦でゴールを決めて、自身にも、そしてチームにも勢いをもたらしたい!
FIFAランキングは日本18位(アジア1位)、中国87位(13位)。日本対中国の一戦は9月5日19時35分から、埼玉スタジアムで行われる。