【移籍】インテルが冨安健洋をターゲットか。期待の大型CBが構想外のため…
日本代表の冨安健洋。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
ドイツ代表候補のビセックに退団の可能性。
セリエAのインテル・ミラノが早ければ2025年の冬の移籍マーケットで、イングランド・プレミアリーグのアーセナルFCに所属するサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)のDF冨安健洋(Takehiro TOMIYASU)の獲得に動くか――。
インテルは2023年7月、1FC.ケルンなどで活躍してきたドイツ人DFヤン・アウレル・ビセックを獲得。各年代別のドイツ代表に選ばれ、現在23歳になる身長196センチある大型センターバックは、しかし2シーズン目も主力のポジションを掴めずにいる。
ビセックはセリエAのトップレベルになかなか適応できず、放出の可能性が出ているのだ。そこで『インテル・ライブ』はこのほど、チームの守備力をより強固にするため、アーセナルの不動のレギュラーとはまだなれてない冨安が後任として適していると推奨している。
推定市場価格は1500万ユーロ(約23億円)。買い取りオプション付きのローン移籍であれば獲得が可能ではないかと見ている。
もちろん、冨安自身がセリエAでのプレーを希望しているかは分からない。現在リハビリ中で、復帰すればレギュラー候補でもある。
何より同世代のチームメイトも多い環境で、プレミアリーグとUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)制覇といったタイトル獲得へ燃えている。ただ将来的に、プレミアリーグの高い強度を考慮し、セリエAに復帰することはあり得るかもしれないが……。
ボローニャFCで実績のある冨安については、これまでも、インテルのみならず、ユベントスFC、SSCナポリというセリエAの名門が獲得を検討していると現地で報じられてきた。イタリアでの評価は極めて高いようだ。
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今季2024-25シーズン、インテルは2勝1分と開幕好スタートに成功し、現在リーグ首位に立つ。かつて日本代表の長友佑都が在籍し、CLでベスト8入りも果たしている。