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【浦和】神戸戦後ピッチへ中指を立てた二人に無期限入場禁止処分

浦和サポーター。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

家族からの謝罪で本人を特定、コンプライアンス委員会で最終決定。

 J1リーグの浦和レッズは10月11日、9月28日にノエビアスタジアム神戸で開催された32節のヴィッセル神戸戦で、浦和側で応援していた二人が試合終了後にピッチに向けて中指を立てる侮辱行為を行ったとして、無期限入場禁止を下したと発表した。

 入場禁止の処分対象は、国内外を問わず9月29日以降の浦和、浦和レディース、浦和アカデミーの出場する全ての試合。

 クラブによると、神戸戦後、クラブスタッフが映像の確認したところ、二人の行為が発覚。現地入りしている競技運営本部スタッフが、浦和サポーターの協力を得て、人物の特定を行った。しかし当日はすでに会場から退散し、サポーターグループに所属していない事実が確認されたため捜索を打ち切った。

  試合翌日にその行為をした一人であるAの家族から、Aに関する情報提供と謝罪があった。もう一人はAの知人であり、そのBともコンタクトを取った。そして10月3日、今回の行為が入場禁止処分の対象になると伝え、5日のコンプライアンス委員会で処分内容が決定した。後日、二人からは処分に合意する念書も得ている。

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 浦和は「この度は、試合運営管理規定違反行為の発生を未然に防ぐことができず、誠に申し訳ございませんでした。 浦和レッズといたしましては、『安全・快適で熱気ある満員のスタジアム』の実現に向け、引き続き違反行為者への適時適切且つ毅然とした対応、『スタジアムでの禁止事項等観戦ルール』の周知徹底等を中心とした、再発防止施策を愚直に実践してまいります」と謝罪している。