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【札幌】岩政監督「いろんな意味で、酷い試合だった」。レッドカードで一人退場、水戸に1-3敗戦

岩政大樹監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

「一度勝つと、また同じように……」

[J2 9節] 水戸 3-1 札幌/2025年4月12日14:03/ケーズデンキスタジアム水戸

 J2リーグ9節、北海道コンサドーレ札幌は1-3で水戸ホーリーホックに敗れて、3勝6敗で暫定17位となった。2連勝したあと、リーグ戦では黒星と白星を繰り返している。

 開始4分に先制されながらも同点に追い付いたが……。早々の25分、馬場晴也が危険なスライディングタックルにより一発レッドカードで退場処分となった。そのあと渡邉新太に2ゴールを決められて、結局1-3で敗れた。

 札幌の岩政大樹監督は試合後のDAZNのフラッシュインタビューで、「いろんな意味で、酷い試合だったと思います」と振り返り、強風(前半は追い風、後半は向かい風)の影響も受けたというが、「一番大きく崩れたのは、1試合勝ったら、また同じように、開始早々の失点が出てきてしまったということです」と、繰り返されるミスからの失点を悔やんだ。

「軽い失点が何度も起こっています。一度解決したら、また顔を出してくると。このへんは甘さとしか言えないですね」

「上手く闘えていて、コントロールできていたところで、また軽い失点が生まれてしまいました。ここは大きな課題だと思います」

 そのように指揮官は勝利すると、“悪癖”が顔を覗かせると悔やんだ。

「まず選手たちをリフレッシュし、なぜこのようなことが起きているのかをもう一度見つめ直して、謙虚に戦っていくことが大切だと思います」

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 岩政監督はそのように言って引き締めた。札幌は次戦4月20日、藤枝MYFCとホームで対戦する。