兵藤慎剛が現役引退を発表。本田圭佑、家長昭博、平山相太らと臨んだ05年U-20W杯の主将&10番
横浜F・マリノス時代の兵藤慎剛。(Photo by Masashi Hara/Getty Images)
「微力ながら日本サッカー界に貢献していけたらと思っています」
昨季SC相模原でプレーした兵藤慎剛が2月5日、現役を引退すると発表した。相模原を通じて、コメントを寄せている。
兵藤は1985年7月29日生まれ、長崎県出身、36歳。172センチ・68キロ。茂木サッカースポーツ少年団 ― 海星中 ― 国見高 ― 早稲田大 ― 横浜F・マリノス ― 北海道コンサドーレ札幌 ― ベガルタ仙台 ― 相模原。
通算成績はJ1リーグ338試合・36得点、 J2リーグ7試合・0得点。本田圭佑、家長昭博、平山相太らとともに2005年のワールドユース(現・U-20ワールドカップ)に臨んだU-20日本代表のキャプテンも務めた。
兵藤は相模原を通じて、次のようにコメントしている。
「2月1日をもちまして兵藤慎剛はプロとしてのサッカー選手を引退することを決意しました。これまで応援していただいた全ての方に感謝しかありません。
引退を決めるまで本当に悩みました。
『できることならずっとプロサッカー選手として続けていきたい』という気持ちはありますが、昨年に続きなかなかチームが決まらないということは自分にもそういう時期がきたのではないかと思い引退を決断しました。
1993年にJリーグが始まり、そのブームと共に自分のサッカー人生はスタートしました。茂木SSS、海星中学、国見高校、早稲田大学とこれまで指導に携わっていただいた監督、コーチ、そして素晴らしい仲間のおかげで成長できプロサッカー選手になることができました。 そして、横浜F・マリノスでプロとしてのキャリアをスタートし、北海道コンサドーレ札幌、ベガルタ仙台、SC相模原と素晴らしいクラブでプレーできたことは本当に幸せでした。
プロとして、いい時期ばかりではなかったですが偉大な先輩、最高のチームメイトとサッカーをできたこと。素晴らしいファン、サポーターの声援を受けてピッチで楽しくプレーできたことを僕は忘れません。
今後は、自分の可能性を広げるためにしっかりとたくさんのことを学んでいきながら、微力ながら日本サッカー界に貢献していけたらと思っています。
最後に、日本サッカー協会の皆様をはじめ、Jリーグに関わるすべての人に感謝を伝えたいと思います。ありがとうございました。
Jリーグがより素晴らしいリーグになることを願っています」
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[文:サカノワ編集グループ]