【鹿島】鈴木優磨を最初のカードで交代も…公式戦4連敗。鬼木監督「自分の力不足、そこに尽きる」、C大阪に防戦一方
鹿島の鬼木監督。写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA
師岡柊生の決定機はあったが、枠内シュートは立ち上がりの安西幸輝の1本のみ。
[J1 10節] C大阪 1-0 鹿島/2025年4月12日15:03/ヨドコウ桜スタジアム
J1リーグ10節、鹿島アントラーズは早川友基のPKストップなど再三にわたるビッグセーブや、ネットを揺らした5回全てオフサイドと少なからず運にも恵まれたが、90+12分の進藤亮佑のゴールで、セレッソ大阪に0-1で敗れた。鹿島はリーグ3連敗。ルヴァンカップでも延長戦を終えて引き分け、PK戦の末にレノファ山口に落としており、実質、公式戦4連敗を喫した。
安西幸輝のミドル、そして師岡柊生の決定機とチャンスは作った。しかし、再現性が限られるのは気になるところ。なかなかピッチ上で起きている現象の修正や解決を図れなかった。そして鬼木達監督は64分の最初のカードで、鈴木優磨、松村優太を下げて、チャヴリッチとターレスを投入。前線の組み合わせを大胆に変更したが、その交代策も実らなかった。
鬼木達監督は試合後のDAZNのフラッシュインタビューで、「普段起きないようなミスも多く、非常に難しい状況でしたが、これを勝たせたる、少なくとも勝点1を拾う、そのようにするのが自分の仕事なので、それができなかったのは選手ではなく、自分の力不足で、そこに尽きるかなと思います」と、自身の責任であると言った。
「なかなか前進する難しさはありましたが、守備のところはある意味、しっかりとオーガナイズしてできていたので、ガス欠にならないような戦いをしなければならなかった。そこは統一してやってくれたかなと思います」
「しっかりコンディションを整えること。疲弊してケガをしている選手も出ているので、そこをしっかり把握して、気持ちを新たにやっていきたいと思います」
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C大阪は3勝3分4敗の勝点12で暫定12位。一方、鹿島は5勝1分4敗の勝点16で暫定7位。