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【バイエルン】ルンメニゲ元会長「昨年の雰囲気は良くなかった」

カール=ハインツ・ルンメニゲ氏。 (Photo by Alexander Hassenstein/Getty Images)

コンパニ監督を称賛、「本当にいい雰囲気が戻ってきた」。

 ドイツ・ブンデスリーガ1部バイエルン・ミュンヘンの元会長で現在監査役会の役員を務めるカール=ハインツ・ルンメニゲ氏(Karl-Heinz Rummenigge)がこのほど、現地DAZNのインタビューに応じて、ヴァンサン・コンパニ新監督のもと、現在ブンデスリーガ首位に立つチームの雰囲気と状況を称賛した。

 ドイツ代表で95試合・45ゴールを記録し、フランツ・ベッケンバウアーやゲルト・ミュラーが去ったあと、バイエルンのエースストライカーとして活躍。引退後はバイエルン会長、ヨーロッパサッカー連盟(UEFA)執行委員、欧州クラブ協会会長などを務めた。現在はバイエルンの監査役会のメンバーを担う。

 69歳になったルンメニゲ氏はインタビューで「FCバイエルンの雰囲気はかなり良くなりました。昨年は良くなかったと言っていいでしょう。新しい監督になり、本当に良い雰囲気が戻ってきました。現在首位に立っているだけでなく、試合の質もいい。それが最も重要なことです。そしてクオリティは、素晴らしい成功を収めていた頃のレベルに戻ってきています」と語った。トーマス・トゥヘル前監督時代は、雰囲気があまり良くなかったのではないか……ということだ。

 黄金期の再到来へ――。38歳の若さでこのメガクラブを率いることになったコンパニ監督のもと、その一歩を踏み出せているのではないかと実感している。

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 バイエルンは日本時間24日、UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)でFCバルセロナとアウェーで対戦。週末27日にはブンデスリーガで、監督解任劇の起きた最下位のVfLボーフムとアウェーで戦う。