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【鹿島】C大阪&町田戦へ中後監督「残り2試合。勝って終われば、ACL出場権が見えてくる。そのためにも得点を奪うことを意識したい」

C大阪戦前日練習での鹿島の中後監督。(C)KASHIMA ANTLERS

「試合の入りから全員で100パーセントで戦いたい」

[J1 37節]C大阪 – 鹿島/2024年11月30日14:00/ヨドコウ桜スタジアム

 J1リーグ鹿島アントラーズの中後雅喜監督が11月29日、オンラインによる取材で翌日のセレッソ大阪戦に向けて「残り2試合。勝って終われば、ACL出場権が見えてきます。そのためにも得点を奪うことを意識したいです」と抱負を語った。

 中後体制では1勝3分けで4試合無敗が続いている。とはいえ、その3試合はいずれもスコアレス。試行錯誤をしているものの、チャンスの数自体が限られた試合も目立った。

「残り2試合、勝って終わればACL出場権が見えてきます。まず自分たちがしっかり勝たなければいけない。得点を取らないと勝ちはないので、前節を含めて、決定力のところを意識して取り組んできました」

 指揮官はそう語る。ヴィッセル神戸が天皇杯で優勝したため、3位で終わればAFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)エリート、4位で終わればACL2の出場権を得る可能性が出てきた(ただしACL2024-25で川崎フロンターレ、横浜F・マリノスが優勝した場合、そのチームに出場権が与えられるため1枠ずつずれる。4位だと出場できなくなる)。

「勝つ。そのためには点が必要です。守備のところは失点が少なくなってきています。そこで得点を奪うところに力を入れてやってきました」

 そしてC大阪戦へ「前線に得点能力の高い選手がいたり、個ではがせる選手がいたり、チームとしても組織的に攻守にわたってプレーするチーム。自分たちもしっかりその相手に対し、何をすべきか整理してきました」と準備は万全だ。

「まずしっかりゼロで抑える。ピンチがあっても粘り強くチームとしてできているので、それを継続できれば、よりアグレッシブにゴールを奪いに行くリスク覚悟のところも出てきます。得点を貪欲に奪いに行く姿勢を見せたい。まずアウェーでしっかり勝ってホームに戻って来れるように、試合の入りから全員で100パーセントで戦いたいです」

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 鹿島は16勝11分9敗の勝点59で5位。このあと12月8日には、3位FC町田ゼルビアとカシマスタジアムでのホーム最終戦に臨む。一方、C大阪は現在7ポイント差の7位。

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