【移籍】レノファ山口が元U-20オランダ代表GKマルスマンと「契約間近」。クラブ初のJ1昇格へ切り札になるか
レノファ山口FCのエンブレム.。(C)SAKANOWA
ローダJCに所属し、フェイエノールト、ADOデンハーグやインテル・マイアミでもプレー。
J2リーグ レノファ山口FCが来季2025シーズン、オランダ2部ローダJCに所属している34歳のGKニック・マルスマン(Nick Marsman)の獲得を目指している。オランダメディアは「契約間近」と報じていて、クラブ史上初のJ1昇格に向けた切り札になるか――。
マルスマンは今季控えだったがものの、直近リーグ3試合連続で出場。2勝1分と結果を残している。これまでフェイエノールト・ロッテルダム、ADOデンハーグ、インテル・マイアミなどにも所属していた。過去にはU-21(オリンピック世代)・U-20オランダ代表にも選ばれている(U-20代表として4試合に出場)。
オランダメディア『ハーグランデン・フットボール』は12月5日、「マルスマンに日本の2部レノファ山口が関心を寄せていて、交渉が行われている」とレポート。日本への移籍決定間近だと伝えている。
ただ、現在ローダJCは正守護神である28歳のクーン・ブッケルが負傷離脱中。マルスマンが11月に入ってレギュラーとして試合に出場している。
もちろん、ブッケル復帰後は再び控えに回ることが有力である。しかも今季ローダにフリートランスファーで加入したマルスマンの契約は、半年間である2024年12月までとなっていると見られる。
シーズンを通してチームのために戦いたいと考えているに違いないマルスマン、そして悲願のクラブ初のJ1昇格を目指す山口――。確かに両者にとって、思惑は一致しそうだ。
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ケガから復帰し、調子を上げてきた経験豊富なオランダ人ゴールキーパーが、山口の切り札となるのか。