【J1昇格PO決勝 岡山 2-0 仙台】ファジアーノ初のJ1昇格決定、末吉塁と本山遥がゴール! ブローダーセン好セーブ
シティライトスタジアム。(C)SAKANOWA
ルカオ投入後、主導権を完全に掌握。
[J1昇格プレーオフ 決勝]岡山 2–0 仙台/2024年12月7日13:05/シティライトスタジアム
2024シーズンJ1昇格プレーオフ決勝、ファジアーノ岡山(J2リーグ:5位)が末吉塁、本山遥のゴールで ベガルタ仙台(同:6位)に2-0の勝利を収め、クラブ史上初のJ1昇格を決めた。
準決勝で岡山はモンテディオ山形(同:4位)に3-0、ベガルタ仙台はV・ファーレン長崎(同:3位)に4-1で勝利を収め、それぞれ下位から勝ち上がった。
試合は3-4-2-1の岡山が状況に応じて5バックで対応し、鋭いカウンターを繰り出す。対する4-4-2の仙台は最前線の中島元彦とエロンにボールを集め、そこに中盤も絡んだぶ厚い攻撃を狙う。
すると20分、人数をかけて攻めた岡山が右サイドから展開。最後は末吉塁がファーサイドを狙う技ありのミドル弾を決めて、ホームチームに先制点をもたらす。
後半に入ると、仙台が何度かチャンスを作り出す。しかし決定的なシュートをGKスベンド・ブローダーセンが好セーブで弾き出し、ゴールを割らせない。
そして岡山は60分のルカオ投入がハマる。その1分後、ルカオが持ち上がり右サイドへ。右ウイングバックの本山遥がディフレクションを起こしながらもシュートをねじ込み、大きな2点目に!
岡山はルカオが圧倒的な存在感を示し、主導権を掌握。仙台は中山仁斗らを投入して反撃を試みたものの、エロン交代後にパンチ力を欠いた。
岡山は来季2025シーズン、クラブ初のJ1へ。木山隆之監督も、ついにJ1昇格プレーオフを制してみせた。