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ベガルタ仙台、最終戦セレモニーで騒音鳴らしたサポーター2人に5試合入場禁止の処分

ベガルタ仙台のサポーター。(C)SAKANOWA

応援の目的以外で拡声器のサイレンを鳴らす、太鼓を叩く…。

 J2リーグのベガルタ仙台は1月25日、2023シーズン42節のFC町田ゼルビア戦(●1-3)のあとの最終戦セレモニーで、応援の目的ではなく拡声器のサイレンを鳴らしたり、太鼓を叩いたりした、サポーター2人について、ホームゲーム5試合の入場禁止の処分を科すと発表した。

 クラブは「円滑な進行を妨害する行為」が確認されたとして、この事象は仙台の定める「ホームゲーム管理規定」に抵触すると判断。クラブ内の協議を経て、「違反行為を実行した確証を得られた行為者2名」に処分を科すことを決めたそうだ。1月24日付で書面にて通告書を発送している

 クラブによると、違反は「最終戦セレモニー時、拡声器からサイレンを鳴らし応援統率以外の使用をした行為」「同セレモニー時、太鼓を叩き進行を妨害し他人に迷惑をかけた行為」が対象。仙台のホームゲーム管理規定「6条(8)拡声器の応援統率以外での使用」、同規定「6条(12)試合の運営または進行を妨害し、他人に迷惑または危険を及ぼす等の恐れがあると警備従事員が認める行為」に該当すると判断した。

 処分内容は仙台のホームゲーム入場禁止5試合。3月10日のJ2リーグ3節・水戸ホーリーホック戦から4月13日の10節・モンテディオ山形戦まで。また1節の大分トリニータ戦から山形戦までの期間内に開催されるアウェーゲームとルヴァンカップも入場禁止となる。

 仙台は「改めまして、ご来場いただいた皆さま、関係者の皆さま、ご心配いただいた皆さまには大変ご迷惑をおかけしました。誠に申し訳ございませんでした。今後、再発防止に努め、安心安全で快適なスタジアムを目指してまいります」と謝罪している。

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 不甲斐ない成績とパフォーマンスに対する一部サポーターのブーイングを兼ねた行為でもあった。これが今後は事実上ユアテックスタジアム仙台では禁止されることに。SNSでは賛否両論が出ているものの、これまでも問題行動が散見されてきたただけに、仙台サポーターからは評価する声も多くつぶやかれている。

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