【サッカー日本代表 採点】インドネシア戦。上田綺世に最高点「5」。低評価の2人は!?

堂安律も好パフォーマンス、伊東純也はわずかな時間で結果を残す。

［アジアカップ GS第3戦］日本 3–1 インドネシア /2024年1月24日20:30(現地14:30)/アル・トゥマーマ・スタジアム

　カタール・アジアカップのグループステージ(GS)第3戦、サッカー日本代表(SAMURAI BLUE) が上田綺世の2ゴールとオウンゴールで、インドネシア代表に3-1の勝利を収めた。

 　この試合の選手のパフォーマンスを５段階(通信簿にちなみ「5」が最高評価)で採点。今大会初先発で結果を残した上田をマン・オブ・ザ・マッチに選出し、最高点「5」に。同じく初スタメンの毎熊晟矢、そして冨安健洋も高評価「4」に。一方、インパクトを残せなかった久保建英、失点に絡むミスをした町田浩樹の2人は「2」の低評価とした。

　インドネシア戦での日本代表の選手採点は次の通り。

▼先発
GK
23 鈴木彩艶 3
ロングフィードから一発カウンターにつなげるなど攻撃面で武器を発揮。一方、ニアを抜かれた失点は、ポジショニングも長ける鈴木だけに今大会最も悔やまれる失点に。

DF
16 毎熊晟矢 4
ボールを引き出しつつ、前線の味方が動きやすいスペースを作り出していった。

15 町田浩樹 2
190センチの高さが効いていただけに、最後の簡単に自分のマークを外した失点はいただけなかった。

22 冨安健洋 4
ハイプレスから2点目の起点に。相手の気持ちも削ぐほどの気迫溢れるプレーを見せていった。

19 中山雄太　3
町田と補完し合うように最終ラインをケアし、ビルドアップの起点としても機能した。

MF
6 遠藤航 3
確実に相手の攻撃の芽を紡いでいった。ノックアウトステージでの高いレベルの相手にも安定したパフォーマンスを期待。

10 堂安律 4
ロングランから上田の2点目をアシスト。崩し切った決定機を二度外したのは、きっと次戦以降に”来る”はず。

17 旗手怜央 3
ハードワークを怠らず、良い位置に顔を出して起点にもなった。

13 中村敬斗 3
ボールの収めどころになり、イラク戦で出たチームの課題を改善。2点目の堂安との連係はチームとしても大きな収穫。

20 久保建英 2
随所でセンスの高さを発揮し、相手を困らせた。中央のポジションだと、どうしてもプレーが窮屈になってしまう。

FW
9 上田綺世 5
2ゴール＋オウンゴールをもたらす一撃で、全3ゴールをもたらした。もう少し起点になりたかったが、エースストライカーへの階段を着実に昇っていることを示す活躍ぶりだった。

▼交代出場
25 前田大然 3 (△69分)
高速を生かして、相手のラインを間延びさせ、試合終盤に改めて混乱へ陥れた。

MF
8 南野拓実 ― (△69分)
交代出場で、GS全試合に出場。ヘッドでのクリアが相手につながり失点に。

MF
26 佐野海舟 ― (△82分)
ベトナム戦に続く出場。82分からのクローザーでの投入だっただけに無失点で締めたかった。

DF
24 渡辺剛 ― (△82分)
今大会初出場。アグレッシブな守備で貢献した。

MF
14 伊東純也 4 (△86分)
交代出場直後、さっそく3点目の起点に。ラウンド16を見据えての「伊東―上田セット」の試行は成功。