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レアル・マドリード久保建英のソシエダ移籍の交渉は「膠着状態」で難航か

久保建英。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

アメリカ・ツアー出発の19日までに契約締結を目指すが――。

 スペイン1部レアル・マドリードが保有権を持つ日本代表MF久保建英だが、これまで噂されてきた2022-23シーズンの新天地候補であるレアル・ソシエダとの交渉が「膠着状態」で難航しているという。マドリードはアメリカツアーに出発する19日までに新たなチームを決めたい意向だが、ソシエダは「他の選択肢」も視野に入れていると見られるそうだ。

 久保はレアル・マドリードの練習に参加中。ただしラ・リーガでプレー可能なチームの非EU圏の外国籍選手3枠が埋まっていて、2年前から申請しているブラジル代表FWヴィニシウスのスペイン国籍が認定されなければ、プレーする枠自体が空かない状況だ。そのため久保そしてブラジル代表ヘイニエルは、移籍先を探している。

 レアル・マドリードと5年契約の4年目を迎える久保には複数クラブが関心を示し、レアル・ソシエダが最も意欲的だと言われれきた。しかし、ソシエダは完全移籍を含めた条件を、一方、マドリードは単年でのレンタル移籍をそれぞれ希望。『マルカ』によると、「両者の交渉は膠着状態にあり、(ソシエダは)他の候補者も視野に入っている」と報じる。根本的な希望が異なっているため、ここから再び話し合いを進展させるためには「かなりの柔軟性が必要」と、それぞれの歩み寄りが求められると見ている。

 レアル・マドリードは19日、アメリカツアーに向けて出発する。できればそれまでに久保とヘイニエルの移籍先を決定したいと望んでいる。

 ボルシア・ドルトムントへのローンを終えたヘイニエルには、レアル・バリャドリード、ポルトガル1部SLベンフィカが触手を伸ばしているそうだ。

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