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レアル・マドリード久保建英がカゼミーロのスルーパスから右足弾!

2019年のプレシーズンツアーに帯同したレアル・マドリードの久保建英。(Photo by Adam Pretty/Bongarts/Getty Images)

交渉優先で、アメリカツアーには帯同しない!?

 スペイン1部レアル・マドリードは7月11日、シウダード・レアル・マドリードで新シーズンに向けた4日目のトレーニングを行った。また前日の練習では、狭いスペースのミニゲームで、ブラジル代表MFカゼミーロのスルーパスから日本代表MF久保建英が右足でシュートを決めるシーンが、レアル・マドリードの日本語ツイッター(@realmadridjapan)で紹介された。

 クラブ公式サイトによると週明けのトレーニングでは、選手たちはジムで約1時間汗を流したあと、ピッチ上へ。2部構成で組まれ、最初はボールを使わないフィジカルトレーニングを実施。そのあと、カルロ・アンチェロッティ監督の指示のもと、ボールを使ってのコントロール、ポゼッション、プレッシングのメニューをこなした。

 また、レアル・マドリードの日本語版ツイッターでは、3日目の練習で、コンパクトのミニゲームで、カゼミーロのスルーパスから久保が受けて右足でショットを沈めるシーンを伝えている。

 また、スペインメディア『ディフェンサ・セントラル』は、非EU圏の外国人選手枠の問題で新天地を探す久保について、レアル・ソシエダとの契約交渉を優先するため、このあと行われる米国ツアーには帯同しないと報じた。レアル・ソシエダは補強希望3人をピックアップし、そのうち一人の獲得に向けて最優先で取り組んでいるという。いずれにせよ、マドリードとしては、そのツアー(7月23日、初戦・FCバルセロナ戦)までにこの問題を解決したいそうだ。

 新シーズンのプレー場所が決定していないもどかしさはあるに違いない。ただし、与えられた最高の環境下、次第にメンバーが揃ってきたなかで、久保が巨星たちとともに充実の日々を送っている。

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