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【移籍】三笘薫 バイエルン獲得に現実味、アーセナルとトッテナムがザネを狙い獲得レース

三笘薫 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

現地メディア「ザネはバイエルンと契約を更新する確率が日に日に低くなっている」。それに伴い…。

 ドイツ・ブンデスリーガ1部FCバイエルン・ミュンヘンがこの夏のマーケットで獲得を検討していると言われるイングランド・プレミアリーグのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCに所属するサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)MF三笘薫(Kaoru MITOMA)だが、6月3日時点で、移籍実現に向けて可能性が少しずつ高まっている。

『ビルド』の番記者によるポッドキャストによると、バイエルンとこの6月で契約満了を迎えるザネだが、2シーズンぶりのリーグ制覇を成し遂げたバイエルンと契約を更新する確率が日に日に低くなっているというのだ。

 ザネはプレミアリーグ復帰を熱望。アーセナルFCとの交渉を開始したということだ。さらにヨーロッパ・リーグを制したもののプレミア17位と低迷したトッテナム・ホットスパーFCも交渉中ということだ。北ロンドンの2クラブが獲得合戦を加熱させ、ミュンヘンを去る公算が高まっているという。

 当初、負傷も多いザネは減額にはなるものの、バイエルンに残留する複数年の大型契約にサインすることが確実視されてきた。しかしバイエル・レバークーゼンのフロリアン・ヴィルツ獲得に動くなど(リバプールFC行きが有力になったが……)、バイエルン内の序列低下を感じ、高いモチベーションでプレーできる環境を求めていた。

 ザネ放出の場合、バイエルンが補強する可能性があると言われてきたのが三笘とリバプールのコーディ・ガクポだ。『ビルド』などによると、すでにバイエルンと三笘サイドの下交渉が進められ、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇を目指せる環境であり、三笘も乗り気だと現地ドイツでは報じられてきた。

 一方、ACミランのラファエル・レオンも候補に挙がっていたが、今夏の放出はないということだ。

 また、キングスレイ・コマンも放出が濃厚と言われてきたが、サウジアラビアやトルコでのプレーは望んでおらず「残留」の線も出てきた。ただし、リバプールが獲得を検討しているとも言われる。あるいは……ガクポとコマンによる補償を含めてのトレードも!?

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 バイエルンはこのあと、アメリカでのクラブ・ワールドカップ(クラブW杯)に出場する。世界から注目を集めるその舞台でデビューさせたいという意向もあるか……。