【川崎2-1鹿島】レオ・セアラ先制も、アントラーズ逆転負け3連敗…首位から4位に陥落
鹿島のレオ・セアラ。写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA
リーグ戦3連敗、4試合未勝利に。川崎は5位浮上。
[J1 23節] 川崎 2–1 鹿島/2025年7月5日19:00/Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu
J1リーグ23節、川崎フロンターレが鹿島アントラーズに2-1の逆転勝利を収めた。鹿島はリーグ3連敗、4試合未勝利で首位から陥落、一気に4位まで順位を落とした。
前節まで首位に立つ鹿島は勝点41、川崎は6ポイント差で6位だった。この試合がイングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーFCへの移籍が決定的になっている川崎のDF高井幸大のラストマッチに。
試合は立ち上がりから川崎ペースで進む。それでも飲水タイム明け、より川崎が球際で激しく来たところ、鹿島は韓国代表に選出されたキム・テヒョンのロングフィードからカウンターを発動。松村優太が抜け出すと、ラストパスを送って、レオ・セアラが先制点を決める。
そのあと再び川崎が攻撃の手を強める。すると前半アディショナルタイム、コーナーキックの流れから伊藤達哉がゴール。オフサイドポジションにいた山田新がシュートに向かっていただけに……非常に微妙な判定だが、VARの介入を経て、ゴールが認められた。
後半もマンマーク気味で対応する川崎が優位に立つ。すると58分、交代出場したマルシーニョが逆転ゴールを奪取。その後も激しい攻防が展開されたが、川崎が2-1で逃げ切った。
鬼木達監督は鹿島の指揮官として初めて等々力に乗り込んだが、悔しい一敗を喫した。
この結果、1位・柏レイソルが勝点44、2位・ヴィッセル神戸が勝点43、3位・京都サンガF.C.が勝点41。鹿島は京都と並んで勝点41で4位に。川崎が3ポイント差で5位に浮上した。
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鹿島は16日に天皇杯のV・ファーレン長崎戦を挟み、20日にホームで柏レイソルとの大一番を迎える。