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【ウルグアイ戦採点】 南野に最高点5!ヤングトリオ高評価

【MAN OF THE MATCH(マン・オブ・ザ・マッチ)】南野拓実(日本)

東口はビッグセーブ2本で魅せたが、3失点のため…。

[キリンチャレンジカップ] 日本代表 4-3 ウルグアイ代表/2018年10月16日/埼玉スタジアム2002

【選手採点│寸評】
※5段階評価。5が最高で、1が最低。0.5点刻み。
採点対象は原則、出場20分以上。

※採点の見方
ポジション 
背番号 選手名 採点

GK
1 東口順昭 3.5
被シュート9本のうち枠内が5本、そのうち2本をビッグセーブ(3本を決められた)。プラスとマイナスの評価があり、好守で試合を引き締めた点は評価したい。正守護神の座を掴むためには、周りをいかに生かすかも課題に。

DF 
5 長友佑都 3.5
中島の思い切ったアタックを後方で支え、オーバーラップは控え気味だった。飛び出した際には効果をもたらした。

2 三浦弦太 2
それまでしっかり抑えていたカバーニに、東口へのバックパスを奪われた失点は痛恨。守備陣をはじめ初めての顔合わせだったことはあるが、次第に集中を欠いたミスが目立ってしまった。

22 吉田麻也 3
ロシア・ワールドカップ以来のA代表の試合で、新たに一緒にプレーする多くの選手の特長を探るようにプレーしていた。随所で駆け引きの上手さを見せたものの3失点。

19 酒井宏樹 3.5
守備面ではほとんど負けず、ボール奪取からチームに推進力を与えて起点になる。中央の空いたスペースうぃ使って、堂安のゴールを演出した。ただ、今回はそこまでの役割が求められていなかったと言えるが、サイドをえぐる相手を引き出す攻撃参加は限られた。

MF
6 遠藤 航 2.5
基本的には前線4人をフォローし、状況に応じて柴崎も攻撃に参加させ、中盤の「底」で引き締めるような役割を担う。それだけに、起点となるべき局面でボールを奪われて決められた3失点目は、今後の教材にしたい。

7 柴崎 岳 3 (▼74分)
球際でまったくひけを取らず、削られても痛がるそぶりさえ見せなかったシーンは印象的だった。攻撃面ではするするっと持ち上がって前線に厚みを加えるなど、アクセントをつける存在に。一方、守備面も献身的だったが、初めてプレーする選手が多かったこともあるが、ロシアW杯のときと比べると、インテンシティがやや低かった。

10 中島翔哉 4 (▼87分)
スペースを巧みに突くパスで南野の先制点を引き出し、積極的に放ったミドルから大迫の2点目をもたらす。日本の10番から攻撃の様々なアイデアが生まれていた。

21 堂安 律 4
むしろ時間が経つごとに凄みを増して、隙を見逃さず代表初ゴールを決める。鋭さのあるカットインも効果的だった。一方、ウルグアイもパワーがあった時間帯にあまり目立てずにいた点は課題か。

9 南野拓実 5 (▼66分)
FIFAランキング5位のウルグアイから2ゴールと結果を残した点を評価。しかも森保体制下で3試合連続ゴール。チャンスは逃さない狡猾かつ冷静さが光った。シュート3本はいずれも枠内だった。

FW
15
 大迫勇也 3.5
中島のシュートのこぼれ球を押し込みチーム2点目をもたらす。柔らかいタッチからボールを収めるなどポストプレーの確度の高さは唸らされた。2度の決定機を外したのはもったいなかった。

交代選手
MF
17 青山敏弘 ― (△74分)
柴崎と交わりボランチでプレー。投入直後に失点を喫したものの、そこからしっかり引き締めて4-3の勝利に導く。対戦相手や状況に応じて、「計算できる」存在として、今後も重宝されそうだ。

MF

8 原口元気 ― (△87分)
中島と交代で主戦場の「左サイドハーフ」に入ってプレー。出場時間が短くシュートは放てなかった。若手トリオに気を使ったのか、今回の2試合ではインパクトを残せなかった。

文:サカノワ編集グループ

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