【U-19日本代表】ハーフタイム、山田康太が燃えた指揮官からのゲキ

国歌斉唱する山田(19番)と、菅原(5番)、荻原(21番)、久保(9番)、滝(16番)。(C)AFC

U-19アジア選手権タイ戦で後半開始から投入され、勝利に貢献する。

[U-19アジア選手権 GS2節] U-19日本代表 3-1 U-19タイ代表/2018年10月22日/パカンサリスタジアム(インドネシア)

 U-19日本代表の山田康太(横浜F・マリノス)が、U-19タイ代表戦で後半開始からボランチで投入されてU-19アジア選手権で初出場、3-1の勝利に貢献した。

 第1戦の北朝鮮戦(〇5-2)では、出場機会を得られなかった。今回のタイ戦で先発した伊藤洋輝(ジュビロ磐田)だが、「ケガなどではなく、2試合連続での先発ということもあった」と日本の影山雅永監督は運動量が落ちたと判断。代わって後半開始から山田がピッチに立つことになった。

 そのハーフタイム、山田は影山監督からこんなゲキを受けたという。

「ピッチに立ちたかっただろう。思い切って暴れてこい! 自分らしやってこい」

 そこまで細かい戦術的な指示は受けなかった。そう声を掛けられて、背中を押されたという。

 山田は心の重荷も軽くなり、「楽しくプレーすることができました」。バランスを取りながら何度か攻め上がって前線の選手たちをフォローするなど、献身的な仕事ぶりが光った。そのなかで放ったシュートはGKに阻まれた。

「ちょっと練習からボールをふかすことが続いていたので、郷家が落としてくれたところ、置きにいったらダメでした(苦笑)」

 一方で、ビルドアップやバランスの面でも課題が見えた。

「自分がもっとボールに触って動かしたかったけれど、(齊藤)未月くんもボールを動かさなきゃというところがあって落ちてきていた。そこはもう少し声をかけて、どちらが何を優先するのか整理できれば良かったかなと思いました」

 日本は2連勝でグループステージ1位突破を早々に決めた。25日はグループステージ最終節のイラク戦で、そのあとにポーランドU-20ワールドカップの出場権をかけた準々決勝に臨む。

 ボランチは今大会早くも、伊藤、藤本寛也(東京ヴェルディ)齊藤、山田と4人が起用され、それぞれ切磋琢磨し合っている。そのなかで山田もひとつチャンスを掴んだことで「ピッチに立って感じるものも多いので、次いつ出番が来るか分かりませんが、準備をしていきたいです」と意欲を示した。

取材・文:塚越始
text by Hajime TSUKAKOSHI

Posted by 塚越始

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