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【浦和2-1横浜FM】中島翔哉が絶妙アシスト、伊藤敦樹2ゴール!

浦和の伊藤敦樹。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

マリノスは加藤聖が1ゴールを返したが――。

[J1 12節] 浦和 2-1 横浜FM/2024年5月6日17:00/埼玉スタジアム

 J1リーグ12節、浦和レッズが伊藤敦樹の2ゴールで横浜F・マリノスに2-1の勝利を収めた。横浜FMは試合終盤に加藤聖が1点を返して攻勢に立ったが、さらにゴールネットを揺らすことはできなかった。

 5月11日にホームでのAFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝のアル・アイン(UAE)との第1戦を控える横浜FMはターンオーバーを敢行。アンデルソン・ロペスは累積警告で出場停止。エウベル、ナム・テヒがメンバー外、ヤン・マテウスがベンチスタートとなった。

 試合は浦和ペースで進む。すると42分、中島翔哉からのスルーパスを受けた伊藤が左足で流し込んで先制に成功する。

 さらに66分、GK西川周作を始点に、石原広教、サミュエル・グスタフソンを経由。タテパスを受けた伊藤が持ち上がり、左足でミドルを突き刺した。

 一方、横浜FMのハリー・キューウェル監督はテクニックのある選手を重宝。ただ球際の強度が明らかに低く、勝負どころでことごとく劣勢を強いられてしまった。

 それでもヤン・マテウス、植中朝日、宮市亮、山村和也を投入した試合終盤、ようやくプッシュを強める。そして86分、加藤が鋭い左足のシュートを突き刺して1点差とする。

 そのあとも横浜FMが攻めたが、この日J1通算600試合出場を果たした西川周作、そしてアレクサンダー・ショルツ、マテウス・ホイブラーテンらが体を張るゴールを割ることはできなかった。

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 浦和は5勝2分5敗の勝点17で9位。一方、1試合消化の少ない横浜FMは4勝4分3敗の勝点16。