【浦和】天皇杯制覇へ柏木陽介が掴む好感触「蹴れば点を獲れる自信がある」

浦和レッズの柏木陽介。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

「信じて蹴ったところに、信じて走り込んでくれる」。その連携の先に待つ12年ぶりの優勝。

[天皇杯 決勝] 浦和 – 仙台/2018年12月9日18:00/埼玉スタジアム2〇〇2

 浦和レッズが12年ぶり3度目の天皇杯優勝を目指し、今日9日、埼スタで行われる決勝の舞台に立つ。対戦相手は初優勝とクラブ史上初の主要タイトルを狙うベガルタ仙台だ。

 5日の準決勝・鹿島アントラーズ戦(〇1-0)、3-5-2のインサイドハーフ(トリプルボランチ気味)でフル出場した柏木陽介は、コーナーキックからマウリシオの決勝ゴールをアシスト。1日のリーグ最終節のFC東京戦(〇3-2)から連戦が続いているが、今は試合をこなすことで調子を上げていく”ゾーン”に入っている。

「最近、いいボールを蹴れている感触がある。蹴れば点を獲れる自信があります」

 柏木はそのように好感触を掴んでいる。そのベースにあるのが、何より味方への信頼だ。

「(鹿島戦の決勝アシストは)味方を信じて蹴りました。どこに誰が入るかという話はしていなかったが、慎三のゴールキーパーの前に立っていて、そのキーパーをボールが越えて行ければチャンスになると思っていました。マウリ(マウリシオ)だけではなく味方の選手がいたと思う。信じて蹴ったところに、信じて走り込んでくれた結果が、ゴールにつながりました」

 決勝で対戦する仙台は、徹底して浦和対策を立ててくるはずだ。ただ、その先を行くプレーを、今の「信頼」が連携を生む浦和ならば見せられるはずだ。ポイントになるのは司令塔・柏木の左足になる。

 2年前のルヴァンカップ、昨年のアジアチャンピオンズリーグ(ACL)、そして今年の天皇杯――3年連続主要タイトル獲得へ。浦和の10番、柏木がその期待を力に代える。どのようにピッチで表現してくれるのか楽しみだ。

取材・文:塚越始
text by Hajime TSUKAKOSHI

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