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【浦和 3-0 FC東京】「やっと決められた」大久保智明が今季初ゴール、モーベルグ2戦連発、伊藤敦樹ミドル!松木玖生のスクリューショットはポスト直撃

浦和の大久保智明。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

モーベルグの絶妙ヒールから江坂ラストパス→大久保弾!

[J1 21節] 浦和 3-0 FC東京/2022年7月10日19:03/埼玉スタジアム

 J1リーグ21節、浦和レッズがダヴィド・モーベルグの2試合連続ゴール、伊藤敦樹のミドル弾、大久保智明の今季初ゴールで、FC東京に3-0の快勝を収めた。浦和はリーグ3試合ぶりの勝利で、6試合負けなし。一方、FC東京はチームの意図が見えず連係がチグハグなまま、リーグ3試合ぶりの敗戦に。

 立ち上がりは丁寧に敵陣までパスを運んで打開するホームチームと、前線のブラジル人選手の個の打開力を生かそうとするアウェーチームが対峙する構図に。

 FC東京もポゼッションを狙っているようだが噛み合わずにいると、次第に浦和ペースに。すると31分、松尾佑介が木本恭生のファウル覚悟のタックルを二度振り切り、そのクロスをモーベルグが冷静に押し込み先制! スウェーデン代表アタッカーはこれで2ゴールを決めた前節の京都サンガF.C.戦から2戦連発に。

 後半開始立ち上がりも浦和が前線からの激しいプレスで自由を与えない。そして50分、伊藤のグラウンダーの左ミドルが決まって2点目。70分、モーベルグのヒールパスを受けた江坂任が冷静沈着にラストパス――。これを大久保が豪快にねじ込んで、嬉しい今季初ゴールを、ゴール裏を埋めたサポーターの前で決めた。

 一方、FC東京はルーキー松木玖生の直接フリーキックのスクリューショットがポストを叩いた以外、ほとんどチャンスを作れなかった。前線へのフォローがなかったり、背後を狙う選手と狙おうとしない出し手、プレスに行く選手と連動しない選手……など全体の意図もよく見えぬまま完敗を喫した。

 伊藤は試合後のヒーローインタビューで、「ミドルシュートはずっと狙っていて決めたかったので、気持ち良かったですし、嬉しかったです」、大久保は「個人的にやっと決められて嬉しいです。あのゴールで勝てて嬉しいですし、気付いたらゴール裏に向かっていました」と、それぞれ喜んだ。

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