久保建英の誓い「もっと主役になる。それが僕に求められていること」。レアル・ソシエダ開幕2試合連続でゴールに絡む
久保建英 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
しかし、いまだ未勝利。
[スペイン1部 2節] R・ソシエダ 2-2 エスパニョール/2025年8月25日(現地24日)/レアレ・アレーナ
スペインリーグ(ラ・リーガ)1部2節、レアル・ソシエダがRCDエスパニョールに前半のうちに2点を決められたものの、後半2ゴールを奪い2-2で引き分けた。2試合連続ドロー。
久保はリーグ2試合連続で4-3-3の右ウイングとして先発し、フル出場した。
61分にはボールを持ち出し起点になり、パブロ・マリン、アンデル・バレネチェアとつながるゴールを演出。さらに69分、久保のパスを受けたミケル・オヤルサバルのアシストで、オーリ・オスカルソンの同点弾を引き出した。
『エスタディオ・デポルティーボ』によると、久保は試合後、「もっと主役のようにならなければいけない。それが僕に求められていること」と、よりゴールに絡んでいきたいと意欲を示したという。
「今日は少し下がってプレーし、チームメイトが優位になれるようにする役割を担いました。(サイドと中央、どちらがいいか?)望むのはゴールとアシスト。そのためにはインサイドの方が向いているかもしれないが、サイドでプレーするのもいいです。チームのためにプレーしており、試合の状況に応じて求められる役割を果たしたいです」
久保はそのように新シーズンへの覚悟と決意を示している。
5大リーグの移籍期間は9月1日まで。パリ・サンジェルマン、トッテナム・ホットスパーFC、アトレティコ・マドリードなどが興味を示していると噂されてきたものの、これまでオファーには至らずにいる。
北中米ワールドカップ(W杯)まで1年を切った。日本代表の象徴である24歳のレフティは、レアル・ソシエダの中心選手として、より強い自覚と責任、誇りを持って戦うシーズンになりそうだ。
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レアル・ソシエダは次節8月30日26時から、レアル・オビエドとアウェーで対戦する。