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プラハ橋岡大樹がCLデビュー、浦和アカデミー出身2人目。しかしボデ/グリムトに2-0から追い付かれる

スラヴィア・プラハの橋岡大樹 写真:CTK Photobank/アフロ

交代出場から好フィードも見せたが…。

[CL LF1節]S・プラハ 2-2 ボデ/グリムト /2025年9月18日(現地17日)/エデン・アレナ

 UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ(LF)1節、SKスラヴィア・プラハの橋岡大樹(Daiki HASHIOKA)がFKボデ/グリムト戦で2-0とリードした77分に交代出場し、CLデビューを果たした。しかし交代直後と90分に失点を喫し、試合は2-2で引き分けた。

 これまでチェコリーグ6勝2分と無敗で首位に立つホームのS・プラハが、ノルウェーリーグ(通年制)首位の強豪を迎えての一戦。熱烈な声援を受けるS・プラハが21歳のセネガル出身、新鋭レフティ左サイドバックのユスファ・エムボジによる2ゴールでリードに成功する。

 2-0とした直後、エムポジと交代して橋岡が左SBに入る。

 ところが、その交代直後のプレーで左右の揺さぶりから、ダニエル・バッシにシュートを決められてしまう。橋岡は1本目のシュートを体を張ってブロックしたものの、そのあと詰められてしまった。

 このあと橋岡は右サイドにシフト。しかし90分、カウンターからソンドレ・ブランスタッド・フェットに決められてしまい、2-2とたちまち追い付かれてしまった。

 このあと選手交代を経て、再び橋岡が左サイドに回る。好フィードでチャンスを作り、試合終了間際、チームは決定機を迎えたが……ゴールを割れず。ここで試合終了を迎える。

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 日本代表復帰を目指す橋岡は、チャンピオンズカップの奥寺康彦氏を含めると日本人選手では36人目のチャンピオンズリーグデビューに。浦和レッズのアカデミー出身では、昨季の荻原拓也(現・浦和)がディナモ・ザグレブで3試合に出場して以来、2人目に。