ネイマールは10月の日本代表戦を欠場へ。ハムストリングス傷め約1か月離脱、W杯での完全復活に焦点を当てる
ネイマール 写真:上岸卓史/Takashi UEGISHI
2023年以降、負傷離脱を繰り返す。
ブラジル・セリエA(1部)サントスFCに所属するブラジル代表FWネイマール(Neymar)が10月に東京(東京スタジアム)で開催されるサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)との親善試合を欠場する。
ネイマールは9月15日のアトレチコ・ミネイロ戦で先発出場し、81分までプレーして交代。しかし、その後、ハムストリングスの負傷が確認され、今週末のサンパウロFCとのダービーを欠場することになった。早くても10月下旬の復帰が見込まれる。
そのため来月14日に日本代表と対戦するブラジル代表のメンバーからも外れることが決定的となった。
ブラジル代表のカルロ・アンチェロッティ監督はこのほど記者会見でこのスーパースターの再招集について質問を受けると、ネイマールが特別なタレントであると認める一方、(来月や来年1月に調子が良いかどうかは関係なく)来年6月に開催される北中米ワールドカップ(W杯)本番の時点で完全復活を遂げている状態であれば招集もあり得ると発言している。
ネイマールはアル・ヒラル時代の2023年10月にヒザの前十字靭帯断裂の手術を受け、その1年後に復帰。その後も故障に苦しみ、今年3月には、左大腿後部の筋肉に痛みを訴えて浮腫が生じたため、カンピオナート・パウリスタ準決勝、ブラジル代表の活動に臨めなかった。さらに4月のアトレチコ・ミネイロ戦で負傷した際は泣きながらピッチを去り、左大腿部の半膜様筋を傷めていたと判明した。
そこから復帰を遂げた今季2025シーズンは古巣サントスに復帰し、セリエA 13試合・3得点など、公式戦通算22試合・6得点・3アシストを記録していた。
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ブラジル代表は10月10日に韓国代表(ソウル)、14日に日本代表と対戦する。