【浦和】スコルジャ監督「可能であれば安部裕葵に出場機会を」
安部裕葵 写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA
東京V戦へ「決意を持った守備をしてくる」と警戒。
[J1 32節] 東京V – 浦和/2025年9月27日18:00/味の素スタジアム
J1リーグ浦和レッズのマチェイ・スコルジャ監督が9月25日、オンラインの取材に応じて2日後の東京ヴェルディ戦に向けて抱負を語った。
リーグ戦は3試合未勝利で、いずれもノーゴール。公式戦では5試合白星を挙げられずにいる。首位鹿島アントラーズから13ポイント差の8位に。
今後は様々な条件が揃うとAFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の出場権を得られる可能性のある5位(ガンバ大阪の上位進出で、6位にもチャンス)以内がまず目標になりそうだ。
スコルジャ監督は16位の東京Vとの一戦へ「チャンスをしっかり生かして勝ちたい。下位にいるヴェルディだが、被ゴール期待値はリーグ2位で、多くのチャンスを作らせないチーム。神戸戦は4失点を喫しただけに、決意を持った守りをしてくるでしょう」と、より徹底して固めてくると予想。「清水戦の立ち上がりがあまり良くなかった。その後に見せたゲームコントロールをスタートから見せられるように、自分たちがやるべきことに集中したいです」と、チャンスは作れているだけに、継続することも重視していく。
また、ここから全勝しても優勝は難しい状況に。今後どのようなスタンスで臨むのか? 指揮官は「もちろん浦和レッズですから、全ての試合を勝ちにいかないといけません。そのなかで、残り期間、より多くの選手にチャンスを与えるべきだと思っています。例えば(根本)健太、可能であれば安部裕葵も出場機会を与えられればと願っています」と、根本、そして(東京V戦ではないかもしれないが……)安部の起用を示唆している。
読まれています>>【浦和】鹿島に苦杯、渡邊凌磨「全てにおいて、僕らの弱さが象徴されたような試合に」
東京Vとのアウェーゲームは9月27日18時、味スタでキックオフを迎える。浦和が逆襲へのリーグ4試合ぶりのゴールと勝利を掴めるか――。