【日本代表】遠藤航、不安視される試合勘。リバプールが欧州CLでレアル・マドリードに痺れる勝利も、出場機会を再び得られず
日本代表の遠藤航。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
2試合連続、リードした場面で“クローザー”として声がかからず。
[欧州CL LF4節] リバプール 1–0 R・マドリード/2025年11月5日5:00(現地4日)/ アンフィールド
UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ(LF)第4節、リバプールFCがセットプレーからのアレクシス・マック・アリスターのゴールで、レアル・マドリードに1-0の勝利を収めた。いずれも3勝1敗で並んでいる。
立ち上がりからリバプールが決定機を作り出す。そこに立ちはだかったのがマドリードの守護神ティボー・クルトワだ。再三にわたるビッグセーブを連発していった。
それでもリバプールは61分、ドミニク・ソボスライのフリーキックに、マック・アリスターがヘッドで合わせて均衡を破る。その後はレアル・マドリードの猛反撃をしのいで、1-0で逃げ切った。
公式戦、CLともに2連勝。悪い流れをしっかり断ち切り、上昇気流に乗っていける予感の漂う1勝になった。
一方、日本代表MF遠藤航はベンチ入りしたものの、アルネ・スロット監督から声はかからず。アストン・ヴィラFC戦(2-0)に続いて2試合連続、チームがリードした場面で“クローザー”として投入されなかった。
フル出場したものの敗れたカラバオカップのクリスタル・パレス戦(0-3)で評価を落としてしまったのか。昨季のようにチームが勝ちパターンを確立していくまで、出場機会を得るチャンスは限られるか。
もちろん日々このスーパースターたちと練習している経験は大きい。しかしこうした大一番を含め、昨季以降コンスタントに出場に出られずにいる。試合勘は気になるところだ。
様々なレベルと対戦するリバプールにとっては貴重なピースの一つかもしれない。とはいえ34歳という年齢を踏まえると、ベンチにいる時間がこうして長引く状況は、遠藤自身にとって決して好ましい状況とは言えないか。
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明日6日にはキリンチャレンジカップ11月シリーズ(14日:ガーナ代表戦@豊田スタジアム、18日:ボリビア代表戦@国立競技場)に臨む日本代表メンバーが発表される。負傷の癒えた遠藤も9月シリーズ以来の復帰を果たしそうだ。




