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なでしこ谷川萌々子がバイエルンと2029年まで契約延長。「疑う余地はない。特別な力を備えている」と世界最高峰のクラブが文句なしの評価

バイエルンの谷川萌々子。(C)Midori IKENOUCHI

20歳の谷川自身も「このユニフォームを着られることを光栄に思う」と喜ぶ。

 FCバイエルン・ミュンヘンは11月25日、ドイツ女子1部リーグの女子チームに所属するなでしこジャパン(日本女子代表)MF谷川萌々子(Momoko TANIKAWA)との契約を2029年まで延長したと発表した。

 20歳のアタッカーは2024年1月に加入後、スウェーデン女子1部FCローゼンゴードに期限付き移籍。1年間プレーしたのち、2025年1月にバイエルンへ復帰。2025-26シーズン、これまでリーグ11試合・5得点・1アシストと中心選手として活躍していた。

 バイエルンのクラブダイレクターであるビアンカ・レック氏は「契約延長に疑問の余地はなかった。初日から潜在能力を強く感じていた。非常に洗練されたボールコントロールを持ち、他の選手には見えていない局面を読む特別な力を備えている」と高く評価している。

 谷川は「このチームで信じられないほど心地よく過ごせている。世界最高峰のクラブの一つで、このユニフォームを着られることを光栄に思う」と、この“大型契約”の期待を受け止めている。

 JFAアカデミー出身の谷川は、ローゼンゴードで24試合・19得点と活躍。バイエルンでは、これまで公式戦通算7ゴールを記録。2023年夏になでしこジャパンでのデビューを果たした。

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