内田の負傷離脱、一方復帰した昌子源は強調「ケガをしていても篤人くんの役割がある」
鹿島の昌子。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
鹿島のCBがルヴァンカップで途中出場し戦列復帰。浦和戦は先発か、それともACLに照準か。
[J1 30節]浦和 – 鹿島/2018年10月20日16:04/埼玉スタジアム2002
鹿島アントラーズのDF昌子源は、20日の注目される浦和との一戦に先発するのか、それとも24日のアジアチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝・水原三星との第2戦にあくまで照準をあてるのか。その起用法が注目されるところだ。
内田篤人が左ハムストリング筋の損傷で来月まで目途に離脱することが発表された。一方、8月から戦列を離れていた昌子がタイトル獲得のために大事なこの時期に戻ってきたのは、チームにとっても実に心強い限りだ。
昌子は内田の存在の大きさについて、次のように言っていった。
「チームをまとめるという意味では篤人くんの存在はデカいです。でも、プレーできないからと言って、あの人の役目がないわけではない。ケガしているなりに、役割があるから。それはもちろん分かっている人ですから」
チームとして、それぞれが置かれた状況で役割がある。すべては鹿島にタイトルをもたらすために――。ケガをしていた自身とも重ねての言葉だ。
もちろん内田のこの時期の離脱は痛いが、かといって、鹿島が優勝するためには、やはり欠かせない存在であると強調していた。
この浦和戦から再び連戦に突入する。鹿島がまさに総力を結集し、Jリーグ、ACL、天皇杯……目の前の1試合ずつに全力で挑む。
文:サカノワ編集グループ