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バルセロナ安部裕葵が新型コロナに感染、練習初日の合流は見送り

バルセロナBの安部裕葵。(C)FC_BARCELONA/(C)FCB

体調は問題なく、自宅に待機しながら療養。

 スペイン1部リーグのバルセロナFCは8月28日、バルセロナBチームでプレーする日本代表MF安部裕葵が新型コロナウイルス(Covid-19)で陽性反応が確認されたと発表した。

 クラブによると、健康面での問題はなく、サン・ジョアン・デスピの自宅で待機して療養に努めている。21歳の安部は体調に違和感を覚えたあと、8月25日に行われたPCR検査で、陽性反応が分かったという。このため、8月31日の月曜日からスタートするジョアン・ガンペル練習場でのバルサBの全体練習には参加できない。

 安部は2019年7月15日、鹿島アントラーズからバルセロナに完全移籍を果たした契約期間は2023年6月30日まで4年間。2019-20シーズン、セグンダB(実質3部リーグ)で20試合(1384分)・4得点を記録している。今年2月2日の同リーグ23節のAEプラート戦で右足大腿二頭筋の腱断裂と診断され、11日に手術を受けていた。その後、公式戦出場はできていない。

 また、昨年のコパ・アメリカ(南米選手権)で日本代表デビューも果たした。国際Aマッチ通算は3試合・0得点。東京オリンピックの日本代表候補でもある。

 日本でもリハビリを務めてコンディションを戻し、そして2シーズン目を迎えようとしていた。そのリスタートに向けた検査で陽性反応が確認された。

注目記事:治療もバルサ式、安部裕葵がフィンランドで手術へ

[文:サカノワ編集グループ]

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